ドッグウォーカー博士のスローライフ

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攻撃と決めつけていませんか?

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東京行きの日程が決まった。

入院前に予定していた滞在期間に父の面会ができることになったので、大きな変更なしに行って来られることになった。

夜行バスはやめて飛行機往復にしたので少し楽だし、イナちゃん(白黒猫♂8か月)の留守番も1泊2日で済む。

猫の場合は2泊3日程度なら家での留守番の方がストレスがかからないが、イナちゃんはまだ幼いし、少し風邪っぽくて鼻水がでたりしているので、シェルターで留守番してもらう。

父はリハビリをしているそうで、明後日妹が先に面会に行くことになっている。

今のところ順調なようで少し安心だ。

 

イナちゃんのベッドにモモンガさん発見。

 

「えいっ!」と猫パンチ。

猫はよく前足で叩く(猫パンチ)が、遊びの一環のときと、「やめて」と言っているときと、怒っているときとではそれぞれ叩き方が違う。

はっちゃん(秋田MIX♂2022年没)がまだ幼かったころ、やんちゃなはっちゃんをキキさん(サビ猫♀2018年没)が、怒って猫パンチの連打を繰り出したことがあった。

バシバシ音が響く激しさで、はっちゃんは耳を寝かせて「ごめんなさい」と言っていた。

軽い「やめて」のときは、せいぜい1~2回でもっと静かに叩く(個体差あり)。

叩くときに爪を出すかどうかは相手との関係性によって変わる。

イナちゃんはわたしに対しては必ず爪をしっかりしまって、軽くたたく程度だ。

ちなみにキキさんはわたしをパンチしたことはないし、ルルさん(ヨーキー♀2017年没)を叩くこともなかった。

このような行動をした時に、一律に「怒っている」と思いがちだが、必ずしも怒っているとは限らない。

犬の場合は唸ったり、歯を見せたりするのが同様の行動だが、人間は「こんなによくしてやっているのに歯を見せるとは何事だ」

などと過剰反応しがちだ。

犬は「やめて」と伝えているだけだったりするのに。

この「やめて」を聞いてあげずに逆に人間が攻撃的な行動をすると、自分の身を守ろうとする防衛的攻撃を引き出してしまう。

それを見て人間は、「やっぱり攻撃的な犬だ」などと決めつける。

そしてこの危険な犬を矯正するためにはトレーニングをしなければ、となったり、だれがボスか思い知らせてやろうなどとさらなる暴力に走ったりする。

こんな風に、最初の誤解からさらなる誤解が生まれ、関係がこじれていくことが往々にしてある。

だからこそ、犬の意図するところや気持ちを正しくくみ取ることが大切なのだ。

人間には攻撃行動に見えても、恐怖や不安による防衛であることが非常に多いということも、知識として知っておく必要がある。

恐怖や不安を取り除いてあげれば解決することが非常に多いのだ。

誤解されている動物が少しでも減ることを願っている。

 

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