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ネコさんたちが待っていると思って朝からシェルターに出かけた。
ドアを開けたら、「遅いよー」とみなさんがわらわら寄ってきた。
白黒さんがすかさず体をよじ登る。
上りやすいようにジーンズを履いてきた。
隣の部屋のみなさんもお待ちかねだ。
いそいでトイレ掃除をして隣の部屋の掃除を済ませるのに約2時間。
ようやくふれあいタイムになった。
床に座るとマッサージと撫で撫での順番待ちで混雑が始まる。
みんな順番に撫でたりマッサージしたりブラッシングしたりしたらゴロゴロ音が鳴り響いていた。
風邪引き子猫さんたちは、ほんの少しよくなってきたようで、鼻をズビズビさせながら元気いっぱい飛び回っていた。
お寛ぎ中の白黒さんにちょっかいを出して叱られる。
午後早めに帰ろうと思っていたのだが、難しい案件を相談されて夕方になってしまった。
それがタイトルの白い秋田犬さんで、12歳という高齢で病気を抱えているが、同居人さんもまた困難な状況にあってお世話がままならない。
代表の知り合いがサポートしているのだが、その話を聞いたシェルター代表さんが何とかできないかと私と一緒に秋田犬の人に接触を試みた次第だ。
秋田犬さんはもともとお父さんがよく散歩をさせていて、代表さんもその姿をよく見ていた。
だがそのお父さんが急死して、引きこもりの息子さんがひとり残された。
息子さんは生活が立ち行かないので親類のつてで仕事を始めることになったが、精神的に不安定で医療につながっておらず、さらに仕事のために必要な運転免許の取得ですでにいっぱいな状況だという。
秋田犬さんはがんの疑いが濃厚な腫瘍を抱えており、さらに肛門周囲腺腫がはじけておしりから出血している。
だが息子さんは経済的に困窮していることもあって、病院に連れていっていない。
夕方の散歩は何とか行っているが、朝散歩は知り合いの方が代行している。
そこで何かサポートできないかと、代表さんと知り合いの方と一緒にその息子さんと会ってきた。
だが心を閉ざしていてほぼ話ができない感じだったので、明日また接触することになった。
高齢ということと、治療しても再発の可能性が高いので、がんの方は緩和ケアぐらいしかできなさそうだったが、せめて肛門周囲腺腫については手術できないか交渉してみようと話している。
同意してもらえたら手術費用は寄付を募ろうかと言っているが、同意を取り付けないことには始まらない。
飼育放棄してもらいたいところだが、息子さんはその犬に依存しているようで、離れたらメンタルが崩壊しそうだという。
難しすぎるケースだが、とりあえず早急に今の秋田犬さんの苦痛を軽減することが必要なので、それに向けて動いているところだ。
人間と暮らす動物たちは、こんな風に人間の事情に振り回されてしまう。
お世話していた人の死亡によって苦境に陥る動物たちをわたし自身もよく見てきた。
動物にも後見人制度や公的支援が必要だと思っている。
秋田犬さんのQOLが少しでも向上するように願っている。
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