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怒涛の急展開:いいニュースと悲しいニュース

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のんびりネコさんたちのすみかを掃除してのんびり触れ合おうと思っていたら、予定していなかった展開になって大忙しだった。

まずは悲しいニュースから。

昨夜、乳飲み子猫さんがひとり亡くなってしまった。

わたしが授乳した3にんのうちのひとりで、ミルクの飲み具合が一番よくなかった子だ。

代表さんは号泣したそうだ。

話を聞いた時点ではまだわたしは持ちこたえていたが、今日、小さな箱に入れられてかわいらしく飾られた遺体を見たら涙が止まらなくなり、一日中悲しいモードで過ごすことになってしまった。

次にいいニュースだが、昨日ご紹介した秋田犬さんを朝から近場の病院に連れていくことになった。

お尻の腫瘍からの出血がひどくちょっと具合も悪そうというので、お世話していたご近所さんが現飼い主を説得して、近場の病院で診てもらうことになったのだ。

今まで通院も反対されていたので大きな進歩だ。

わたしもすぐに猫団体代表さんと一緒に秋田犬さんの家に行った。

ちなみにこのわんこさんはとても穏やかでおとなしく、マイペースで素晴らしい性格の子だ。

秋田犬さんはハーネスを着けていたのだが、自動巻取り式リードで危険極まりなかったので、大急ぎで通院用の短めリードを作って使ってもらうことにした。

ご近所さんの車で行くということだったが、大型犬仕様ではないだろうと思ってわたし車でわんこさんのお宅に行った。

すると案の定で、後部座席と荷室がフラットになるわたしの車に乗ってもらって人間3犬1で病院に向かった。

着いた時の写真がこちら。

傷口の写真はないが、表情が閲覧注意。

 

 

 

腫瘍がはじけて出血しているのでその痛みもあるし、鼻のあたりも痛がっている。

お父さんが生きていた時には涙やけはなかったそうだが、今は茶色い涙が出ているというのだ。

この病院はわんこさんのかかりつけで、以前に肛門周囲腺腫も鼻も診てもらっているという。

獣医師は動物嫌いで尊大で感じは悪いが腕はもう一軒より若干マシと言われているところだ。

そしてみんなで診察室に入ったのだが、あまりのひどさにくらくらした。

カルテに書いてあるのに初めて診たと言うのはまだしも、鼻の腫瘍は検査も治療もできないので放置するしかない、お尻は鼻の腫瘍があるから手術できないと言う。

対症療法で塗り薬を塗るぐらいだというのだ。

抗生剤を処方されるのだろうと思って聞いてみたら、感染症を起こしていないからしないと言う。

こりゃダメだと思って退散し、病院の外で遠くの別の病院に行く相談をした。

 

 

以前にはっちゃんを診てもらおうと思ったがCTがないのでやめた評判がいい病院があるのでそこを提案したら、代表さんは以前に行ったことがあってよかったというので、急遽そこに連れていくことにした。

高速に乗って50分ほどかかるが、志が高く知識も豊富で現実的な提案をしてくれると言われている。

 

すごくいい子でおとなしい秋田犬さん。通院がんばろうね。

 

行ってみると、本当にいい獣医師だった。

まず血液検査してみると(普通はそうだろう)、数値は良好で問題なく手術できるレベルだった。

鼻の腫瘍については、よく聞いてみるとかかりつけ獣医ではレントゲン検査しておらず、鼻粘膜を顕微鏡で見ただけだったことがわかった。

わたしも思ったのだが、歯と歯茎の状態が非常に悪くて歯周病が進行していて、それが原因で鼻から出血している可能性もあると言われた。

そこで去勢と肛門周囲腺腫の切除に加えて、抜歯とレントゲン撮影をしたらどうかと提案された。

手術の日程は明後日だ。

鼻の不具合が悪性腫瘍でない可能性が出てきて、肛門周囲腺腫の手術ができれば、秋田犬さんはいい状態で晩年を過ごすことができる。

同居人さんに関しては心配だがご近所さんのサポートがあるし、その方が秋田犬さんの朝散歩や健康チェックもしてくださっているのでその点は安心だ。

手術の費用は10万から20万の間という。

そこで猫保護団体が立て替えておいて、フリマを開催して寄付を集め、わたしもみなさんのご支援をお願いするということになった。

わたしは今日の分と次の手術のときの高速代とガソリン代を負担する。

現状は悲惨な状態だが手術によってかなり改善するので、このわんこさんを助けてあげたいと思ってくださった方は、お問い合わせからコメントいただければ猫保護団体の口座番号をお知らせします。

以前にご寄付くださった方は同じ口座番号です。

わんこさんを診てもらうついでに、きのうきょうだいをひとり亡くした乳飲み子猫さんふたりも一緒に連れて行って診てもらった。

パルボ検査をしたが陰性だったので胸をなでおろした。

点滴と下痢止めと抗生剤を処方されて、今はちょっと元気になっている。

まだまだ予断を許さない状況なので、元気になってくれることを強く願っている。

 

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