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午前４時に車で実家を出発し、昼前に到着した。
乗り物は基本的に苦手なので、まだ揺られているような感じがする。
平日の方が空いているかと思ったが、意外と空いていてスムーズに行った。
もう車移動はこれで終わりにしたい。
心配だった庭はジャングルになってはおらず、室内も無事だった。
ストレリチアが咲いていたのがうれしかった。
梅もまだ残っていたので酢漬けにする。
いつも浜松のサービスエリアで休憩することにしていて、ドッグランをちらちら眺めている。
今日はポインターさんを２頭連れた人が、犬に引っ張られながらランに向かっていた。
視界に入る動くものを追いかけようとしながらぐいぐい前のめりで歩く鳥猟犬をよく見るが、このポインターさんたちもそうだった。
人間はたいていリードを短く持って、引きずられるように歩いている。
一般的に「こういう犬種はたっぷり運動させないといけない」と言われているので、ランなどに解き放たれる。
「エネルギーを発散」させたら落ち着くと思ってやっているのだろうが、狭いところでぐるぐる走ってますます興奮し、帰りも同じように引っ張られながら去って行っていくのだ。
わたしが研修を受けたイギリスは鳥猟犬の本場だが、そういう犬にもロングリードでゆっくり散歩をするようにと教わった。
実際、セッションが終わるころにはぐいぐい状態の犬がずいぶん落ち着いていて感動した。
わたし自身もカウンセリングでいろんな犬を見てきたが、犬種を問わず、また大きさや性別などを問わず、ロングリードでの自由度の高いのんびり散歩が最も犬を落ち着かせる。
犬の満足度も高いので、帰宅後はすぐにゆっくり休み、次の散歩まで落ち着いて過ごすのだ。
逆にぐるぐる走り回るような激しい運動は、犬を興奮させるので引っ張りや衝動的な行動が悪化する。
引っ張りや飛びつき、その他のストレス行動などには、リラクゼーションの方がずっと効果がある。
半信半疑な方は、ぜひのんびり散歩を試してみていただきたい。
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