ドッグウォーカー博士のスローライフ

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毎日朝から晩まで作業をしていて、ようやくあと数日で終わりそうな気配がしてきた。

と言っても父の引っ越しと両親の通院に、自分の歯科治療があるので、あと1週間程度はかかるだろう。

今回は少し楽だろうと予想していたが、やっぱりハードで疲れが溜まってめまいがしてきた。

もう少しだ頑張れと自分を励ましている。

今日は遠くの歯医者まで治療に行ってきた。

被せものが取れたのでその修復だったのだが、次はこうしますよということをいちいち言ってくれるので不安を感じなかった。

発達障害などの特殊ニーズに対応した診療所で、使っている薬剤の匂いが少なかったり、手早く終わらせてくれたりして何かと助かる。

電車とバスで片道1時間かかるが、ここ以外は行きたくないと思っている。

 

 

昨日の記事でも書いたが、何が起こるかを説明してもらうことで安心感が大きく上がる。

動物たちにもうっかり声かけを忘れたりしないようにしようと固く心に誓った。

とくにお手入れや治療のように、体を触らざるを得ないときには、説明して同意を取ることが決定的に重要だ。

相手のためにすることであっても、だからといって勝手に触っていいわけではない。

眼の前にいる犬の体はその犬のものであって、わたしのものではないからである。

最近では人間に対してこういう認識が広がってきているので、ぜひともそれを犬やその他の動物に広げよう。

広がっていると書いたが、人間の体にも断りなく触る人が大多数なので、人間についても声を上げていく必要がある。

「イヤよイヤよはイヤなんです」とともに、「他人の体は他人のもの」を常識にしよう。

思い出したが、わたしがドイツに留学していた1985年当時、親知らずが痛くなって現地の歯医者に行った。

とても田舎の村にある個人の診療所だったが、歯科医は丁寧に挨拶したのちいちいち了解を取りながら診察してくれて、大感激したことをよく覚えている。

それから40年近くたって、ようやく日本でもごくたまにそういう医師に当たることが出てきた。

実に遅い変化である。

動物までたどり着くのは一体いつになることかと思うが、声を上げなければ変わらないので、みなさんも身近なところで主張していただけたらと思う。

少なくとも獣医に頼んでおくと、同居動物に喜ばれること間違いなしだ。

 

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