ドッグウォーカー博士のスローライフ

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気象の変化は脳に影響する

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今日も朝からいくつもの用事を片付けた。

さまざまな手続きがすべて滞っているので、それらをひとつひとつ片付ける。

 

桜が咲いてきた。

 

それに加えて、介護会社への連絡に、日々の家事、両親のお使いなどがある。

食事の支度に帰ると父が起きてきて、「今日はなんかおかしい、眠すぎる、なにがなんだかわからない、ご飯はいらない」という。

天気が下り坂なので、「きっと天気が悪くなるからだよ」と言うと、「違うんだよ」といつもどおりの発言だった。

気象状況と自分の体調の関連を継続的に観察する必要があるので、父にはもうわからないだろうとは思う。

なので「そうなんだね、じゃあ寝てたらいいんじゃないかな」と言っておいた。

ところが母は例によって「ご飯食べなさい」と強要し、また喧嘩になるところだった。

わたし自身は気象の変化で体調や気分が悪くなったり、骨折した箇所が痛くなったりすることがよくある。

またうちの犬たちもストレスレベルが高かったときには、ストレス行動が一時的に悪化していた。

このように気象の変化によって症状が出る出る疾患のことを気象病という。

気温や気圧などの変化に心身が対応できなくなるのだ。

痛み、めまい、眠気、炎症、ぜんそく、心臓発作、アレルギーの悪化、抑うつ、などさまざまな症状が出るが、脳がもっとも影響を受けるという。

前頭前野や海馬が萎縮するなど脳が変化するそうで、父の症状はまさにそれが原因ではないかと思った。

父は以前は気象の変化で症状が出ることはなかったが、認知性が進んできた現在はいつも気圧の低下でぼんやりしたり不安になったりしている。

ちなみに母は変形性膝関節症の膝が痛むという。

もちろん気象病でない人もたくさんいるので、気象の変化が全く気にならない人もいるだろう。

すると、同居犬のいわゆる「問題行動」(=ストレス行動)がちょっと悪化したり、体調が悪そうにしていたりするのが気象の影響であることに気づきにくいかもしれない。

ストレス行動についても体調についても、影響を与える要因はたくさんあるが、そのひとつに気象が関係しているかもしれないということを念頭に置いておくといいと思う。

気づいても気象が原因だと対策のしようがないが、「今日は辛いね」と寄り添ってあげたり、普段よりもよりきめ細かにサポートしたりすることはできる。

また天気が崩れそうなときには外出の予定を変更するなどということもできる。

そんなときに便利なのが「頭痛ーる」というアプリだ。

サイトはこちらで、気象病とその対策などについてかなり詳しい解説がある。

アプリはこちら

気象の変化の先読みで対策して、人も犬も気象病を乗り切ろう。

 

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