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【ワークショップのお知らせ】
３月１２日（日）に大阪で「犬をリラックスさせる撫で方」のワークショップを行います。
東京でも３月末に同じ内容のものを行う予定です。
詳細は追って掲載します。
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朝から雨で妙に気温が高く、なんとも不快な天気だった。
気象病のようで頭が重いし散歩にも行けないので、古いパソコン改造計画を練っていたら熱中し、いつの間にか時間が過ぎていた。
現在のネット環境もよくないので、それも合わせて改善していく予定だ。
寒かったり天気が悪かったりすると、犬も散歩に行きたがらないことがある。
そんな様子の動画が「おもしろネタ」として流れてくるので、一応ちらっとチェックはしている。
もちろんおもしろいからではなく、人間の接し方を観察するためだ。
割と多いのが、人間が「散歩行くよっ」と大きな声で元気よく誘い、それを聞いて犬が隠れたり、唸ったり、時に噛みつこうとすする。
にもかかわらず人間は誘い続け、無理にリードやハーネスを着けようとし、着けたら犬を引きずって、犬はストレスいっぱいの顔をゆがませるというのがありがちな流れだ。
（photo ACのフリー画像より）
犬が全力で嫌がっているのに、人間はそれを真剣に受け止めているように見えないところが共通している。
真剣に受け止めていたら決してやらないようなことが続くのである。
見るのが苦痛なので動画も貼らないが、犬の意思がないがしろにされる様子には心が痛む。
寒かったり、雨や雪が降ったりすると、人間でも外に出たくなくなるだろう。
外で暮らす動物たちも、天気が悪い日にやたら動き回る個体はゼロではないものの多くはない。
それを考えると、家でじっとしているという選択肢も最初から準備しておきたい。
わたしが一緒に散歩に行った犬たちのほとんどは、天候が良くないときには散歩に行こうと言いに来なかった。
例外は水が大好きなラブMIXさんだけで、雨でも喜んで行っていた。
天気に関係なく、外の環境に慣れていないために散歩を拒否する犬もいる。
うちではルルさん（ヨーキー♀２０１７年没）がそうだったが、こういうケースで無理強いするとますます散歩が嫌いになるので絶対にやめよう。
というか、しつこく誘うこと自体嫌がらせである。
わたしたちも他人からされたらイラつくし、それでも続けられたら怒りたくなるだろう。
犬の気持ちに寄り添うというのは、まずは犬の気持ちを受け入れることから始まる。
散歩に限らずだが犬に何かを提案して拒否されたら、まずは「そっか、嫌なんだね」と言ってみよう。
その上で、なぜそうなんだろうと原因を考えてみよう。
いくつか思い当たることがあったら、ひとつひとつ検証してみよう。
その日にすぐにできなくてもいいし、できないことの方が多いかもしれない。
天気がいい日なら行くとか、別のコースならいいとか、この人とは嫌だけどこの人ならいいなどに気付くかもしれない。
散歩中に花火が鳴るなどの怖い思いをしたことが原因で、しばらく外を怖がるようになるということもある。
また犬の体力には個体差があり体調もさまざまなので、すべての犬が毎日散歩に行けるあるいは散歩を楽しめる状態にあるとは限らない。
一般的に言われていることが、「うちの犬」に当てはまるとは限らないからだ。
子育てでも犬育てでも、一般論が当てはまらないことに悩んでいる方がいるが、生き物は個性的な存在であるということをよく認識しておきたい。
いつも書いているように、目の前の犬の言うことに耳を傾けて、何事についてもよく相談しながら決めていこう。
そうすると双方満足する結果になる。
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