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わたしが来てから父が元気で食欲もあるので、朝ごはんは薄味の玄米雑炊にしている。
両親共に便秘が治って驚かれているが、食物繊維をたっぷり摂れば大抵は改善するのだ。
昼まで母の部屋のクロゼットを片付けたのだが、大昔の雑貨や写真などがわんさか詰まっていてすごかった。
母はものを捨てたがらないので難航したが、それでも大きなゴミ袋4つ捨て、近所の福祉リサイクルショップに大きな袋1個分のものを寄付してきた。
午後から歯医者で治療を受けたのだが、滞在中に何度か通うことになった。
ここも口コミの評価が高かったのでちょっと期待していたが、実際なかなか良かった。
麻酔がまったく痛くなかったので尋ねたら、細い針を使っているそうだ。
詰め物が取れた理由も判明した。
地元で治療した歯の詰め物の高さが高すぎて、その付近に強い力がかかったせいだったのだ。
ずっと違和感があったのだが、割れなくて良かったですねと言われた。
やはり歯の治療はこちらで続けようと思う。
その歯科医はわたしと同年代のとても穏やかな男性で、前かかった歯医者と整形外科とは正反対だ。
後者は落ち着きがなくわちゃわちゃしていたので、忙しなさが伝染してわたしも落ち着かなかった。
今日の人は話しているうちに気持ちが静まってくるように感じた。
犬にもきっとこ同じような影響があるだろうと思う。
落ち着きがない人と暮らしているとソワソワして気が休まらなくなりそうだ。
逆に穏やかで静かな人と暮らしていると、のんびりリラックスできるだろう。
犬は人間の精神状態と同期しやすいので、わたしたちは自分自身のあり方にも注意を払う必要がある。
せっかちな人は、意図的にゆっくり呼吸して気持ちを静め、動作をゆっくりして、ゆっくり話してみよう。
気づいた時に実践しているとだんだん気持ちが鎮静化して、自分自身も楽になったという話をよく聞く。
犬も落ち着くので、ぜひみなさんも試してみていただきたい。
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