ドッグウォーカー博士のスローライフ

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ストレス 犬の気持ち

あわただしい時期だからこそ気を付けたい

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天気が良く風も強くなかったので、日当たりがよくて風を避けられるコースにウォーキングに行った。

 

 

風光明媚なポイントがたくさんあるので気を取られていたら、小さな段差に躓いて転んでしまった。

夏に転んで膝を擦りむいた時と全く同じパターンだ。

このあたりの歩道は一見きれいに舗装されているようで、よく見るとひび割れて隆起した箇所がたくさんある。

だがぱっと見のきれいさで気付かず、よそ見しているときに足を取られてしまうのだ。

インドでは道路が激しく凸凹でごみと牛糞にあふれていたので、景色をチラ見しながら足元を見て歩いていた。

なので一度も転ばなかったし、東京の実家付近では舗装の状態がいいことに加えて見たくなる景色もないのでやはり転ばなかった。

しかしここは危険な条件がそろっている。

今回は防寒のため手袋してパンツを二枚重ねしていたので、軽く出血した程度で済んだのは幸いだった。

さて、年末に向けて町があわただしくなってきた。

クリスマス商戦が終わったら次は正月商戦だ。

わたしはこういうものとは無縁な暮らしをしているが、そうはいかない人が大多数だろう。

人間と一緒に暮らす犬やその他の家庭動物たちも、このあわただしさに否応なく巻き込まれていく。

毎年書いているが、まずは動物に被り物をさせたり服を着せたりなどするのはやめよう。

人間の楽しみに犬を巻き込まないようにしたい。

犬服は防寒や皮膚疾患その他で必要な場合限定にしたい。

アプリで加工するのでも十分楽しめるのでそれがおすすめだ。

またイベントやパーティー、初詣など、騒々しいところに連れて行くのも控えたい。

犬が嬉しそうにしているように見えても、興奮しているだけかもしれない。

非常に社交的な犬だと喜ぶかもしれないが、うれしい興奮もストレスになる。

常日頃から犬のストレスサインに気付けるようになっておくことが大切だ。

なにかとあわただしい時期だからこそ、あちこち連れまわしたりせずに、静かで穏やかな時間を確保してリラックスするようにしたい。

いわゆる問題行動がある犬の場合はとくに、可能な限りイベントや訪問者などはお断りして、家で平穏な日常生活を送った方がいい。

今回見送ってしっかりストレスマネジメントをすれば、翌年以降にはもっと落ち着いて少数の訪問者なら大丈夫になるかもしれない。

人間だけで予定を決めずに、犬のコンディションや犬の希望も取り入れてあげたい。

というより、もっとも弱い者に合わせて決めべきだとわたしは思っている。

もちろんわたし自身もそうしていた。

年末が近づいてくると、いつも世の中の犬たちのことが心配になる。

みんなストレス少なく暮らせるように願っている。

 

 

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