ドッグウォーカー博士のスローライフ

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ストレス 問題行動 犬の気持ち

「問題行動」を責めないで

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あまりにも寒くて、朝ベッドから出るのがつらかった。

暖房をつけてもなかなか暖かくならないので、あったかグッズを買いに行ってきた。

それでもまだ寒いが、古い家なので仕方がない。

アニマルエイドの友達のAさんから写真が届き、それで心が温まったのでよしとしよう。

滞在の最後のあたりでAさんのノートパソコンが壊れたというのは聞いていたが、修理に出して戻ってきたらボランティアの人たちの写真データの多くが消えていたそうだ。

わたしの写真はよく撮れたものを選んで別に保存しておいたので助かったという。

どうもありがとう!

 

 

動物たちの愛情によってとても慰められた。

このひとたちには心から感謝している。

昨夜は妹が実家に行っているので、家族と少し話をした。

妹は認知症の病院に行く父に付き添ってきたのだが、いつも診察を待つ間にほかの家族の観察をするのを楽しみにしている。

患者に寄り添っている家族もいれば、イラついた声で責している家族もいるという。

わたしもこの前行ったときに見たのだが、物忘れをしたり、そのせいで同じ話を繰り返したりする患者に対し、「前に言ったでしょ」とか、「わかってるの?」などときつい口調で話している人もいる。

「理解したり記憶したりすることができないからこの病院に来てるんだよね」と心の中でつぶやく。

病気のせいでできなくなっていることをなじっても何も解決しないし、それどころかストレスで症状が悪化しかねない。

同じようなことはASDやADHDなどの発達障害持ちの人についてもよく起こるし、長期的なストレスやトラウマなどでいわゆる問題行動をするようになった犬についてもそうだ。

わざとやっているわけではなく、本人は適切な行動をしたいと思っていても、自分ではどうにもできない事情で不適切な行動をしてしまう。

人間はもちろんのこと犬たちも、そういう失敗をしてしまったときにはとてもがっかりしている。

そこで追い打ちをかけるように叱られたら、自己嫌悪と自信喪失で打ちひしがれてしまうだろう。

こういうことは一度では終わらず何度も繰り返されるので、そのたびに少しずつ心が削られていく。

自分がされてきたのでそのつらさはよくわかる。

なので自分は動物たちに同じことをしないようにいつも気を付けているし、もちろん両親にもしない。

アニマルエイドでは環境変化のストレスでほかの犬に八つ当たりしがちなわんこさんがいたが、叱らずに静かに話しかけたりそっと撫でたりしていたら、そのうちにそういう行動をしなくなっていった。

認知症や障害などでは改善しないことの方が多いだろうが、悪化に拍車をかけることは避けられる。

本人が安心できる環境で過ごすことができれば、精神的に安定してストレス行動は減っていく。

失敗してしまった者には、「つらかったね」と寄り添ってあげたい。

 

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