ドッグウォーカー博士のスローライフ

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インド訪問記

おやつが招いた流血事故

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今日は往路、復路ともにイレギュラーだった。

いつも通り気分良く歩いていると、残すところ30分ぐらいの距離に来たときに、女性スタッフ2名が乗ったバイクが止まって「乗っていかない?」と声をかけられた。

こちらでは3人乗りもよく見るが、大柄なスタッフ女性2名ですでに座席はいっぱいだ。

いくらわたしが小柄でも不可能に見える。

もちろん歩いていきたいというのが最大の理由なので感謝してお断りした。

すると少し進んだところで2人は別のバイクを止めてわたしを手招きする。

「この人アニマルエイドに行くから乗ってったら」と言う。

そうまでしてくれたので断り切れずに乗せてもらうことにした。

時間をずらしてもこういうこともあって、毎日がチャレンジだ。

帰りは三輪タクシーに同乗するよう誘ってくれるアメリカ人ボランティア女性よりも早く上がって、ひとりでバスで帰るようにしている。

バスに乗り込んだらインド人のボランティア女性がいた。

上流階級で教養があるマダムという雰囲気で(実際そうだった)非常に感じがいい人で、バスには縁遠そうなのにどうしたのだろう。

挨拶して隣に座ると、初めて路線バスに乗ってみたけど緊張してドキドキしていたと言う。

いや、わたしは初日からバス移動なのだが。

デリー出身で英文学を教えていたことがあって、今は夫と息子とともにインドのシリコンバレーと言われるバンガロールに住んでいるという。

17歳の息子は大の日本びいきでぜひ日本に住みたいとまで言っているそうだ。

「ぜひバンガロールに遊びに来てね、家が2つあるから」と誘ってくれたので、次の機会にちょっと行ってみたい。

南インドの動物保護施設も見てみたいので、次の目標にしておこう。

さて今日はちょっと残念な事故があった。

事故にあったのはみんなのアイドル子ヤギのペチュニアさん。

 

 

 

朝、元気にごはんを食べていた。

昼過ぎに行ってみると、他のボランティアがおやつのコーンフレークをあげていた。

 

 

おいしいおやつをあげると歩くモチベーションがアップするので、ときどきこのようにして使っている。

このあとに悲劇が起こった。

やんちゃでよく他の動物といさかいを起こす黒ヤギさんが乱入してきたのだ。

よくフェンスを軽々と飛び越えてペチュニアさんの囲いに入ってくる。

ボランティアさんは気をつけていたが、一瞬の隙をついてペチュニアさんのところに行って彼女を押しのけ、コーンフレークにありついた。

押されたペチュニアさんはその時に頭をぶつけてケガをしてしまったのだ。

わたしは少し離れた場所でウシさんに足を踏まれて痛くて飛び跳ねていたので、その時の様子はよく見ていなかった。

ボランティアさんがすぐにスタッフに連絡してペチュニアさんを抱き抱えていると医療チームがやってきて包帯をしていった。

わたしも囲いのそばに行って様子を聞いたが、ケガは大したことないというので安心した。

ペチュニアさんはショックでぐったりしているので、ボランティアさんがそばに付き添っていた。

気になったので夕方行ってみると、すっかり元気になってごはんを食べていた。

 

 

包帯がすっかりズレているが、右耳の向かって右側の黒っぽい部分がケガした箇所だ。

かすり傷程度で済んだのは幸いだった。

おいしい食べ物やおやつなどの価値が高いものをめぐっては小競り合いが起きやすい。

犬だけでなく、ヤギ、ウシ、ヒツジなどの他の動物たちでも同じだ。

これは今日目撃したヤギさんとウシさんのもめごと。

 

 

ブラッシングをめぐってもよく起こっている。

そばにいると迫力があり、近すぎるととばっちりを受けることがあるが、お互いにケガするほど争うことはまずない。

今回はペチュニアさんが黒ヤギさんに比べてあまりに小さく弱々しかったための不幸なアクシデントだった。

犬同士の小競り合いは唸りや吠えが入るので派手だが、ケガに至ることは少ない。

動物たちの様子を見ていると、価値が高いものをめぐってちょっとしたいさかいを起こすのは普通のことで、その時に相手に多大なダメージを与えないようにしているということもよくわかった。

なので過剰反応することはないが、体格や力に大きな差があると思わぬケガをすることがあるので、保護者の立場にある人間は十分に注意する必要があると感じた。

わたしはうちの犬たちには喧嘩しないように離れた場所でおやつをあげていたが、こういう予防策は大切だ。

また複数の犬がいるような場所で不用意におやつを出さないように気を付けたい。

さてそれでは、きょうのかわいいわんこさんたちをどうぞ。

昨日のふわふわさんは、今日行ってみたら脚をパカーンと開いてお腹撫でてと言っていた。

 

もはや人間嫌いの面影なし。

 

ホスピタルではおとなしいわんこさんが甘えてくれた。

 

 

遊びに来たお友だちわんこさん。

 

大喜びのフレンドリー犬さん。

 

みんなかわいい。

早く退院できたらいいね。

 

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