ドッグウォーカー博士のスローライフ

命令をやめて犬と仲間になろう!しつけをしない犬育て、問題行動への対処法、文献紹介など

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犬の気持ちを置き去りにしないで

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昨日ワクチン接種したので今日はジョギングはお休みして、朝から実家に送るおかずを作った。

 

大豆ミートの肉じゃが、モロッコいんげんとナスと大豆ミートひき肉炒め、かぼちゃのトマト煮、かぶとシメジのマリネ。

両親ともに高血圧なので、味付けはしょうゆの代わりに低塩のリキッドアミノ少々と血圧を上げにくい味噌をごく少量(どちらも小さじ1程度)で味付け。

かぼちゃは塩分なしで、マリネも練りごまとアップルビネガーのみで塩分なしだ。

オイルも使っていない。

この他に茹でた野菜と玄米ご飯も入れて送ってきた。

そのあと軽く近所を散歩。

 

斑入りランタナ。

 

白いランタナ。

 

さて、ネットで傘を開くのを怖がるゴールデンさんの記事を読んだ。

「傘へのトラウマを持っている」としながらも、怖くて隠れている姿を「かわいい」などと書いている。

トラウマを舐めてはいけないと言いたくなる。

傘を開く間が怖いということで、それがパピー期に始まり4歳になった今でも続いているというのだ。

同居人はとくに配慮はしていないようだった。

おそらくそのうちに慣れるだろうと思ってのことだろうが、状況は改善していない。

もしわたしだったらどうしただろうと考えた。

うちではマルちゃん(大型犬MIX♂2021年没)を迎えたときに、室内のあらゆるものを怖がっていた。

 

来た直後のマルちゃん、顔が引きつって無表情になっている。

 

傘、それもジャンプ傘などもってのほかだ。

なので長らくマルちゃんの前では傘を開かないようにしていた。

マルちゃんがいないところで開いていたが、開いた傘をフラフラさせると怖がるので、なるべく動かさないように気を付けていた。

それ以外にもマルちゃんが怖がるものはすべて封印した。

そうしていたら、いつのまにか怖がらなくなっていった。

といっても長いものを振り回したり、大きな音を立てたりするのは人間だって気持ちいいものではない。

わたしはとても不快に感じるので、極力そういうことをしないようにしていた。

刺激にさらしておけばそのうちに慣れるだろう、あるいは、そうしなければいつまでも慣れないだろうと考える人が多いが、これは正しくない。

とくにトラウマになっているようなことや、もともと感覚が過敏なケースでは、そんな雑な接し方では悪化こそすれ改善はしない。

怖がらないでいられる程度の刺激であれば受け入れることができるが、すでに怖がっていて嫌がっているようなことは受け入れられないのである。

なので、そんな刺激にはさらさないことが一番だ。

そうしていると犬はいちいち不安になることなく安心していられる。

この安心こそが「慣れ」に必要なことなのである。

怖い思いをしないようにその刺激を封印すると、その対象に極度の不安や警戒心を抱かなくなってくる。

ひょっとすると怖いままかもしれないが、少なくとも悪化は避けられる。

「こんなものを怖がるなんておかしい」も、「怖がっている姿がかわいい」も、どちらも犬の気持ちを置き去りにしている。

愛すべき大切なわんこには、きちんと寄り添ってあげたい。

 

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