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天気予報通り、朝から強い風が吹いている。
だが雨は10時ごろから降り始めるという予報だったので、散歩に行けるかもしれないとちょっと期待していた。
が、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は朝ごはんの後本気寝モードだった。
やっぱりねとがっかりしつつも、よくわかっていると感心した。
台風のような強風でちょっと危険だったからだ。
はっちゃん、こんな日は庭トイレも大急ぎですませる。
一人だと不安だろうと思い、トイレに行きたそうなタイミングでわたしも一緒に外に出て見守った。
ところで、英語のニュースを見ていると、ときどきコロナ禍で家庭動物たちが被った影響にかんする記事が流れてくる。
「ペット需要」の高まりとともに飼育放棄が増えたとか、太りすぎと診断される犬が増えたなど残念なニュースが多い。
また、人間が在宅ワークから通常のオフィスワークに戻った時に、犬が分離不安の症状を示すようになったという話もよく取り上げられている。
日本では厳しいロックダウンが行われなかったのでそれほど話題になっていないようだが、失業してしばらく家にいたのち新しい職を得るなどして似たような状況になった方もいるだろう。
わたしのところにも、分離不安に関するお問い合わせを複数いただいている。
理由は何であれ、しばらくずっと家にいて一緒に過ごしていた人が、ある時から急に留守がちになったら、犬は混乱して不安になるだろう。
その不安はストレス行動として表れる。
人が出かけようとするとソワソワする、吠える、出かけたあとにずっと鳴き続ける、落ち着かずにうろうろする、家具などを破壊する、トイレではない場所で排泄する、食欲がなくなる、舐め壊しなどの自傷行動などだ。
犬はとても苦しんでいるので、大事なものを壊したり粗相をしたりしても叱ってはいけない。
不安による行動なので、叱られることでますます不安になって、ストレス行動がますます悪化するからだ。
なってしまってから対処するのではなく、ならないように対策してからスケジュールの変更を行うのがベストである。
オフィスワークが決まったら、少しずつ留守番時間を増やしていくと、犬も受け入れやっすくなるだろう。
すでに分離不安の症状が出ている場合は、次のようにすると犬の苦痛を和らげることができる。
- ルーティンを守る。
犬の散歩や食事などのイベントはもちろんのこと、人間の食事や入浴、外出などもなるべく同じ時間に行うようにして、次に何が起こるか犬が予測できるようにしよう。
予測可能性は犬を安心させるが、逆に何が起こるかわからない状況は犬を不安にさせる。 - 家族とゆったりした時間を過ごす。
静かでリラックスしたムードで犬とお話ししたりして、ゆったりした時間を共有しよう。
ボール投げなどの激しい遊びではなく、静かにのんびりすることが不安や緊張をほぐしてくれる。 - 人間のストレス対策を行う。
コロナ禍の社会生活で強いストレスを受ける人は多く、それが同居動物にストレスをかけているということが指摘されている。
なので人間が自分自身のストレスを減らすようにしてみよう。
外出しなくてもできるストレス解消法もいろいろあるので、自分に合ったものを見つけたい。 - 犬がひとりで静かに過ごす時間を大事にする。
これは犬が不安でくっついてきているのを引き離すという意味ではなく、一人で静かにしているのを邪魔しないようにするという意味だ。
静かに寝ているときに、人間がおやつを食べたり出かける準備をしたりといった犬を起こしてしまうようなことをするのはやめておこう。 - いつも以上にストレスをかけないように気を付ける。
匂い、音、光など、犬のストレスになることはたくさんある。
家族みんなでラフな行動や接し方をしていないか気を付け、穏やかでリラックスしたムードを保ちたい。
以前にも取り上げたリラクゼーション音楽を低音量でかけるのもいいと思う。
もちろん人間のリラクゼーションにもなるので一石二鳥だ。
記事はこちら→https://ponoponoblog.info/post-3626/
しばらく続けていると犬も新しいルーティンを受け入れてくれるようになるだろう。
もしなかなか改善しいようだったら、動物病院に行って抗不安薬を処方してもらおう。
しばらく服薬して落ち着いたら減薬していき、そのうちち断薬するのが一般的だ。
苦しんでいる犬のためにできることをしてあげたい。
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