ドッグウォーカー博士のスローライフ

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コミュニケーション 犬の気持ち

過干渉になってしまう原因を考える

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朝、早めにはっちゃん(秋田MIX♂9歳)にごはんをあげたのち、ベッドに戻ってはっちゃんを撫でながらスマホを見ていた。

すると朝日が差してきてポカポカしてきた。

はっちゃんを撫でている心地よさと相まってついうとうとしていたら、はっちゃんの鋭いまなざしが刺さってきた。

わたしをしかと見据えながら、「寝ちゃだめだよ、寝るなー!」と言っていたので、さっさと起きることにした。

外は暖かくて久しぶりの散歩日和だ。

 

少し足を延ばして草を食べに行く。

 

昨夜の雨で地面がぬれていたのでゴロンゴロンはナシ。

その代わりにイノシシが掘り返した田んぼの片隅を入念に検分していた。

 

「イノシシさん、昨日来てたんだね」。

 

イノシシの痕跡にはマーキングしないが、ネコの痕跡にはマーキングするはっちゃん。

ネコはメッセージを残す対象のようだ(たぶん)。

連休の時に来ていた白い紀州犬が歩いていた付近も、何度も行き来してよく匂っていたがマーキングはしなかった。

ここの住人ではなく、めったに来ないことを知っているからなのか。

犬の行動はとても興味深い。

さて、このブログでは犬と会話する(ボディランゲージから気持ちを読み取り適切なレスポンスをする)という話をよく取り上げている。

ボディランゲージを読むためには犬をよく観察する必要があるが、じろじろ見つめてしまうと犬に居心地の悪い思いをさせてしまう。

それに、コミュニケーションしようと意気込んでしまうと、これもまた犬を窮屈にさせる。

犬の様子に注意を払うこと自体は大切なことだが、常に見張っている感じにならないように気を付けたい。

というと、過干渉ではないか心配になる方もいるだろう。

最近思うのだが、これは「見つめる」という行為をするかしないかという問題ではなく、もっと内面的なことと関係している。

言うことを聞いてもらいたい、失敗してほしくない、良かれと思ってなどという気持ち、一言でいえば支配性の問題ではないかと思うのだ。

間違ったことをするんじゃないか、失敗するんじゃないかという心配が、常に犬に注意を向けるように駆り立てる。

その監視的な視線が犬を苦しめ、ストレスをかけ続ける。

その結果、コミュニケーションもうまくいかなくなる。

もし過干渉が心配だったら、自分の中にある「いい子になってほしい」という気持ちに目を向けてみよう。

自覚できれば手放すこともできる。

そして「そのままでいいよ、大好きだよ」とつぶやいてみよう。

自分で言った言葉を自分の耳から聞くと、自己暗示にかかるようで効果的だ。

わたしは犬猫たちはみんな、世間的な評価とは関係なくそれぞれ「いい子」だと思っている。

犬を信頼して犬に任せていたら、じろじろと監視的な視線を向けることはなくなるだろう。

そして穏やかで受容的な視線であれば犬も気にしないだろう。

温かい目で遠くから見守るということを意識したい。

 

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