☆PONOPONO犬育てを広めるため、最初ににほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
昨日から降り続いていた雨は上がったが、雨雲が垂れ込めていて強風が吹いていた。
気温は高めだが風が強すぎて体感温度が低い。
わたしにはちょっと厳しかったがはっちゃん(秋田MIX♂9歳)は全く平気で、昨日の分を取り戻すようにロング散歩を楽しんだ。
ふと振り向いたときの顔がゴキゲンさんだ。
「楽しいね~」。
リラックスしていることがわかるだろうか?
せっかくいい写真が撮れたので、今日はリラックスした表情について解説しよう。
真っ先に注目するのは目と口だ。
目元がゆるんでいてやさしい。
横を向いているので白目が出ているが、これはストレスの時の白目ではなく、人間が横目で見た時に出るのと同じものだ。
口には力が入っておらず緩んでいて半開きになっている。
はっちゃんは顔に模様があるのでわかりにくいかもしれないが、目の下や口の端っこ、眉間などに皺がない。
緊張していると顔にも力が入って皺がよる。
体を見ると余計な力が入っておらずしなやかだ。
すいでにわたしも散歩中の表情を自撮りしてみた。
ちょっと寒そうだが友だちにもらった帽子のおかげで温かく、自分の中ではかなりリラックスした顔をしている。
次に興奮や緊張状態で歩いている犬の表情を見ていただきたい。
(写真 ACより)
このダックスさんは足の運びからしてかなり早足だったのではないだろうか。
目をしっかり見開いており、口が耳の方まで引かれている。
顔に力が入っているということだ。
そのせいで目の下と眉間に皺が寄っている。
耳にも力が入っているので付け根が上がっている。
体はちょっとわかりにくいが固そうに見える。
早足で歩いていると興奮してきてリラックスから遠ざかるのである。
次の画像は走っているシーンだ。
(Pixabay より)
顔の筋肉がぼこぼこに隆起していて、その前の写真よりもさらに緊張度が高いことがはっきり見て取れる。
目元口元はもちろんのこと、体の緊張もこちらはわかりやすい。
耳の付け根を触ったらガチガチになっているだろう。
一見笑顔のように見えのでよく誤解されているが、リラックスした笑顔ではなくストレスがかかって笑顔のように見える顔(ストレススマイル)と言ったほうが正確だ。
早足で歩いたり走ったりすれば、どんな犬も力が入ってこのようになるので、この犬たちに何か問題があるとかないとかという話ではなく、早足になると筋肉に力が入るという事実の指摘である。
このように力んでいる状態はリラックスの対極にある。
散歩の第一の目的はリラクゼーションにあるので、これでは目的が果たされない。
考えてみれば、人間が散歩するのもリラクゼーションのためではないだろうか。
ブラブラ歩いている中で他者と交流したり、五感に刺激を受けたりなどしてリフレッシュする。
散歩の目的を運動だと思っている方がいるかもしれないが、ストリート犬でも野生動物でもむやみに走り回る成獣はいない。
むしろ人間が考えた「ドッグスポーツ」などで走らせることにより、中長期的に様々な故障が出るということもわかっている。
牧羊犬や猟犬などでも、ゆっくり歩くことで運動は十分であるとわたしは考えているし、過去に保護した犬やお客さん犬たちを見てもそう思う。
犬が好む場所を犬任せで歩いてもらうのが一番だ。
ときどき散歩中の犬の表情を観察して、リラックスしているかどうか確認してみよう。
にほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
+++++++++++++++++++++++++++
●犬への負担が少ないハーネスとロングリードの注文はこちら
http://blog.livedoor.jp/nanakailua/archives/51958607.html
●ホームページはこちら
●インスタグラム「今日のはっちゃん」はこちら