ドッグウォーカー博士のスローライフ

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「自分がしてもらいたいように」じゃない!

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天気予報通り朝から雨で、わたしのベッドで一緒に寝たのちゆっくり起きてきたはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。

午後、やっと雨が上がってちょっと庭散歩をしたが、すぐに強風が吹き始めてまた雨が降りそうな天気になった。

 

「ちょっとだけお庭を歩くよ」。

 

一日残念な天気だったので、ふたりで家でじっとしていた。

わたしの方は引き続き実家の父と妹とラインや電話で密に連絡を取っている。

妹が一人で父の世話や手続き関係、入院中の母への届け物などをやっているので大きな負担がかかっている。

わたしも直ぐに行きたいところだが、大型犬をみてくれるシッターはおらず、大型犬可の貸し切りホテルもないので動けない。

父がうちに来てくれればそれがベストなのだが、長時間移動が不安なようでうんと言ってくれない。

昨日の記事とも重なるが、父と話していて再確認したのは、自分がしてもらいたいように接するのではなく、相手がしてもらいたいように接するということだ。

相手は自分とは全く違う考えや感情を持っている。

自分にとって好ましいことでも、相手にとって好ましいとは限らない。

だが、自分ならこう感じるだろうというのがすべて無意味というつもりはない。

犬に加害しないためには、自分がされたら嫌なことをしないということが第一歩だ。

それに加えて、相手が嫌がることもしないということが必要になる。

人間の場合はよく話を聞けば考えや希望などがわかるので、相手の言葉によく耳を傾けたい。

父はアルツハイマー型認知症だがそれほど進んでおらず、話はまだ通じる。

だが話しているうちに結論が変わったり、話が振出しに戻ったりなどするので考えがわかりにくい。

犬の場合も犬の言い分をよく聞くことが大切だ。

人間のように音声言語を使って話しはしないが、犬の気持ちはボディランゲージにはっきり表れるので、それを読み取れるように自分の目を鍛えることが重要だ。

犬との暮らしで最も大事なのはまさにこの部分である。

気持ちがわかってもそれを無視したら何の意味もない。

昨日の記事でも書いたように、その気持ちを汲んで最大限希望をかなえるのである。

そのためには、ボディランゲージが正確に読み取れることが必要になる。

嫌がっていないか、不安になっていないか、つらいといっていないか、もっとこうしたいと言っていないか、などに気を配りたい。

とくに、ストレスがかかっているときに出すストレスシグナル(きつい目、顔の筋肉の緊張、早い呼吸、まばたき、口をペチャペチャする、あくび、目をそらす、顔を背ける、フリーズする、震えるなど)を見逃さないようにしよう。

ストレスシグナルがよくわからないという方のために、以前にも紹介した動画を貼っておくが、非常につらそうなので閲覧に注意していただきたい。

 

キャプションからすると投稿者は犬がへらへらしていると勘違いしているようだが、こういう読み違いをしないようにしたい。

このケースは人間の不適切な行い(叱るなど)が招いたことなので、犬にこういう表情をさせない接し方をすることが必要だ。

もし自分の行動以外の原因でこうなったとしたら、全力で犬をなだめ元気づけてあげよう。

そのやり方は、「自分がしてもらいたいように」ではなく、「相手がしてもらいたいように」であることを忘れないようにしよう。

 

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