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暗いうちに起きてごはんを食べて、明るくなるのを待っていたはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。
明るくなったので「さあお散歩だ!」と起きあがったのち、「あ、今のなし」とまた寝た。
庭に出てみるとやっぱり雨が降っていた。
外に出なくてもわかるところにいつも感心する。
そのあとは昼過ぎまでずっと降ったり止んだりしており、はっちゃんはずっと寝ていた。
一瞬止んだときに、「ちょっとウォーキング行ってくるね」と言うと、思いっきり「フー」とため息をつかれてしまった。
はっちゃんは玄関先が限度だそうだ。
この写真は機嫌よく笑っているように見えるかもしれないが、すごくゴキゲンの時の顔ではない。
天気が悪くてちょっとつまらないけど、まずまずリラックスしているというときの顔だ。
すごく機嫌がいい時はもっと目がクリンと丸くなって、顔も体ももう少し脱力する。
ということで、今日もリクエストにお応えして犬の「笑顔」と気持ちの関連について解説しよう。
目次
見せかけの笑顔
犬の笑顔というと、ほとんどの人は口が大きく横に引き上げられている顔を想像する。
口を大きく開けていたり、舌が出ていることもある。
その顔はうれしさや喜び、幸せなどのポジティブな気持ちを表していると考えるだろう。
だが犬の笑顔を判断するにはちょっと注意が必要だ。
口を横に引き上げたり、大きく開けたりしている犬は、暑くて不快だったり、興奮していたり、ストレスに苦しんでいたりする可能性がある。
この表情はしばしば喜んでいるとか幸せそうと勘違いされており、ネット上でもブログや動画共有サイトなどでよく見かける。
わたしはこれをストレススマイルと呼んでいる。
特徴は以下のとおり。
・体に力が入っている
・目の下と口の横にしわがある(力が入っているとしわができる)。
・力が入ってきつい目
・長く出た舌
この犬は興奮しすぎているように見える。
幸せな笑顔
それでは幸せな笑顔とはどういう顔だろうか。
ここではうれしくて興奮している顔ではなく、リラックスしている顔について述べる。
というのは、うれしい興奮もストレスになり、ストレススマイルになってしまうからだ。
リラックスした笑顔を判断するには、顔と体全体を見る必要がある。
・体の筋肉の力が抜けて、だらんとしている。
・目の下と口の横のしわがなくてつるんとしている。
・丸くやさしくなっている。
・口は軽く開けられており、舌がだらっと出ていない。
これはニッコニコの笑顔ではないが、かなり満足しているときのうっすら笑顔だ。
ひどくストレスがかかっているときの「笑顔」
それでは、ひどくストレスがかかって苦しんでいるときの笑顔はどうだろう。
特徴は「見せかけの笑顔」と共通しているが、それに加えて、眉間にしわが寄っていたり、目がおびえていたり、顔が緊張でぼこぼこになっていたりする。
次の動画を見ていただきたい。
叱られた後に謝るように促されているシーンだが、最初から最後までかなりつらそうにしているので閲覧注意。
キャプションからすると、犬がへらへらしている(笑顔?)と思っているのかもしれない。
だが実際には、ひどく緊張したままストレスシグナルとなだめシグナルを出し続けている。
こういう読み間違いは犬はもちろん人間も不幸にするので、表情の読み取りがうまくできるようによく観察・練習したい。
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