ドッグウォーカー博士のスローライフ

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尊重されている感が幸せにつながる

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蒸し暑さが減ってさわやかな朝、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は待ちかねたように散歩に出発した。

真っ先に向かったのは道路端のネコ餌ポイントだ。

遠くからネコさんの姿が見えたので、はっちゃん、ノリノリで向かったが、よく見ると餌やりおじさんがいる。

そこで遠くから立ち止まって見ていると、ネコさんたちがナデナデしてもらっていた。

ここのネコさんたちは少し状態がいいのだが、こうやってお世話されていたのだった。

おじさんが家に入ると、はっちゃんはもう少し近くに寄って、道路に寝そべってゆっくり鑑賞を始めた。

 

 

昨日来られなかったせいか、今日はいつもより長く愛でていた。

よかったね、はっちゃん。

帰宅後、わたしはリクエストとしていた本を取りに図書館に行くことにしていた。

何度も出入りするとはっちゃんの心を乱すので、そのときにウォーキングも済ませようと準備をした。

だが、門を閉めてから帽子を忘れたことに気付いた。

忘れ物もものによっては取りに帰らずにそのまま出かけるが、今日は長く続く海岸線に沿ってビーチを歩くので、帽子がないのは厳しすぎる。

そこでそっとドアを開けると、はっちゃんが「もう帰ってきたの!?」と尻尾フリフリで出てきた。

「ごめん、忘れ物しちゃった」と言いながら玄関にかけてある帽子を取ると、おもいっきり「フンッ」とため息をつかれた。

がっかりするのがわかっているので、忘れ物はなるべくしないように、しても取りに戻らないようにしているのだ。

申し訳ないことをしてしまった。

小さなことかもしれないが、なるべく犬をがっかりさせないようにしたい。

犬(猫その他動物も)は自分が配慮されているかどうか、尊重されているかどうかにとても敏感だと思う。

配慮してもらっていることがわかるとうれしそうにするし、そうでないとがっかりする。

「こうしたい」という気持ちが一顧だにされないとか、即座にダメッと言われたりすると、どんどんしょんぼりしてくるし、イラついてきたりもする。

ひんぱんにそういう対応をされている犬はとてもつらそうで、そばに行くと訴えかけてくるように感じる。

否定したり命令したりせずに犬の意思や気持ちを尊重するというのは、犬に好かれたいがために媚びを売るというよう話ではない。

好かれたいから媚びるというのは支配―従属関係を前提にしているが、相手を尊重するというのは対等平等な関係を前提にしている。

ここはとても大事なポイントだ。

対等な人格として相手を尊重していたら、頭ごなしの否定や命令というのはありえないということに気づくだろう。

自分が大事にされていることがわかっている犬は、幸せそうにしていて自信に満ちており、同居人のことを信頼している。

そういう犬が巷に溢れたらどんなにいいことだろうといつも思っている。

 

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