ドッグウォーカー博士のスローライフ

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散歩 生活の質向上

うまく回避できてる?

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晴れ予報だったので期待して起きたら曇っていてがっかりしつつ、テンション低めで散歩に出かけた。

はっちゃん(秋田MIX♂9歳)はいつものコースをひとまわりし、「やっぱりネコさんいないね」と家に向かった。

ちょっとつまらなかったかなぁと思ったが意外にもご機嫌で、軽くゴロンゴロン。

のち、ヤマモモをひとつづくゆっくり食べた。

 

 

 

「おいしいよ」

 

食べすぎることもなくほどほどで帰宅。

よかったね、はっちゃん。

早朝散歩ではよくフレブルさんに会う。

他犬が苦手なようで、わたしたちを見るとさっと抱っこして方向転換して去って行ってくれるので、こちらも助かっている。

はっちゃんは再保護以、、他犬にガウガウするようになってしまっていたので、ずっと回避を続けていた。

最初はかなり遠い距離でもガウっていたが、今ではかなり近くてもスルーしたり自分で道を変えたりして落ち着いていられるようになった。

リラックスして散歩するには、たとえ苦手なものがあっても自分で対処できるということが大切なのだ。

わたしたちは、他犬に吠えたらしつけがなってないと思われて恥ずかしいとか、吠えるべきではないとか思いがちだが、そういう人間側の都合の前にまずは犬のことを第一に考えよう。

犬が快適であることが最も重要なのだ。

犬は自分で対処できれば落ち着いて散歩を続けることができる。

そうなるには、人間が少しだけ手を差し伸べてあげる必要がある。

パニックになる前に引き返すように提案したり、スケジュールがわかっている場合はその犬に会わないように時間をずらしたり道を変えたりするということだ。

最初はうまくいかないが、続けているとだんだん聞いてくれるようになっていく。

成功のカギは、早めに提案することにつきる。

提案が遅かったらフリーズしたり突進したりしてしやすいので、そういう場合は後ずさりながら距離を取るか、緊急の時には抱っこで避難する。

あきらめてそのまますれ違ってガウガウにしてしまう人がいるが、これは絶対にやめよう。

間に合わなかったら相手の人に声をかけて待っていてもらい、その間に引き返すのだ。

すれ違わずに回避すると覚えておこう。

それから、犬が自分で対処できるようになっていくためには、吠えたり突進したりしないだけでなく、ハァハァ言ったり固まったりソワソワしたりしない、いいかえれば「反応しない」距離を確保する必要がある。

でないと、過剰反応を毎回続けて強化することになるからだ。

吠えなかったらいいのではなく、犬が落ち着いていられたらうまくできたということだ。

これも誤解が多いので注意していただきたい。

わたしがイギリスで研修を受けた時には、犬が苦手な犬の散歩練習で500メートル以上もの距離をあけて歩いたことがあってちょっと驚いた。

そのとき、犬が反応しないということが大事なんだと強調されていたことをよく覚えている。

人間が考えるよりも長い距離が必要になるということも覚えておこう。

 

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