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気温は低かったが日差しがあったので、マルちゃん(大型犬MIX♂12歳)とはっちゃん(秋田MIX♂8歳)はのんびり日光浴を楽しんでいた。
わたしには寒すぎたので室内で作業をしていると、犬たちが激しく吠えだした。
何事かと思って見に行こうとしていると電話が鳴り、大家と土地家屋調査士が土地建物の測量に来ているという。
事前に電話してくれるようお願いしていたのだが、来てから電話するとは想定外だった。
家にいたからまぁいいが、犬たちに部屋に入ってもらってこの機会に少し話をした。
わたしが契約したときの所有者がつい最近亡くなって、息子たちが家を相続しすることになったのだが、建物が未登記だったので測量が必要になったという。
測量を待つ間に話を聞いていると、借りた時には知らなかったこの家にまつわる横溝正史ばりの裏事情(ここには書かない)が判明し、ご近所のこともわかってなかなかにホラーだった。
現大家の曾祖父が建てた家で、現大家の両親が新婚の時に離れを建ててもらったもののすぐに逃げ出したほどで、大家さんは子どものころこの家に来るのが怖かったという。
古すぎてまったく手入れされていないので再生リフォームも不可能、更地にするにも莫大なお金がかかる上に買い手もつかない、維持管理するのも大変で次の借り手も見つからないだろうからどうしたものかと、絶望的な面持ちで家を見上げながら何度も何度もため息をついていた。
わたし自身はこの住みにくすぎる家を3月いっぱいで出る予定で、不動産屋にはその旨伝えておいたのだが、大家には伝わっていなかったようだ。
次の引っ越し先は比較的近場に見つけているが、まだ契約は完了していない。
今住んでいるところは非常にややこしい地域らしく、わたしが引っ越してきたときに「あそこの息子さんは大事な家を売ったらしい」と近所中から非難され、貸しているとわかったら「貸すなんて」と言われたそうだ。
そしてわたしが犬たちが覗かれないように(警戒して吠えるので)目かくしの塀を設置したら、「こっそりよからぬことをしているのではないか」と(笑)。
もちろん大家には契約時点で伝えて了解も取っている。
だから引っ越し直後に近所の人から変な顔でじろじろ見られたのだ。
住み始めたら問題はなかったが、古いエリアではありがちなことだ。
不動産相続はなかなかに地獄で最近はよく話題になっているが、次に借りる予定の家も家主が持てあましている相続物件だ。
庭が十分に広く、ここよりもずっと静かで寂れた、バブル時代の別荘エリアなので、犬たちも快適に暮らせるだろう。
わたしは犬が快適に暮らせる家を求めてよく引っ越しをしているが、いい家を見つけるのが恐ろしく困難であることを痛感している。
賃貸だと大型犬と暮らせるような広い庭がある物件があまりに少なく、庭があってもペット不可とか、OKでも庭につなぎ飼い限定だったりする。
売買でも広い庭付きで居住可能レベルの物件は少なく、あっても超高額だったりする。
よさそうだと思っても、住んでみるとこの家のように騒々しかったり、沖縄の家のように農薬被害にあったりなどの不具合が見つかることもある。
ちなみに農薬被害については、こちらに引っ越してきてからわたしの全身にできていたひどい湿疹は完治し、マルちゃんの目やにとはっちゃんの尿漏れも治った。
犬と一緒に引っ越しを考えている方からのご質問を時々いただくことがあるので書いてみたが、こういう物件がいいとか、こうやって見つけるなどと簡単に言うことはできない。
不動産屋で聞いても「そんな物件はありません」と言われるか、「探してみます」と言われて音沙汰なしが今のところ100パーセントだ。
超小型犬ならペット可物件もけっこうあるが、部屋が狭いとストレス行動が増えるし、集合住宅の共有スペースでのトラブルも多い。
犬も人も住宅には苦労するが、そのうえ「相続地獄」に陥ることもあるので気を付けよう。
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