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朝散歩が終わったらどんどん天気が悪くなり、小雨がぱらつくなどしていたが、犬たちは落ち着いて散歩を楽しめた。
マルちゃん(大型犬MIX♂12歳)は水面近くまでいくアドベンチャーコースを満喫。
庭で口をもごもごさせているマルちゃん↓
「何食べてるの?」と近づくと、
「何も食べてないよ」と涼しい顔。
はっちゃん(秋田MIX♂8歳)は、また別のオフリード犬に遭遇した。
年配女性と一緒に川土手から町家ストリートを歩いている小さ目中型犬で、何度か会ったことがある。
出会いがしらになるので毎回立ち止まって待っているが、そうすると「あら、すみません」と言って犬を呼び戻す。
はっちゃんは、「あ、またこの子だね」という感じで、立ち止まってじっと待っている。
小さめなのとおとなしいのとで警戒しないようだ。
この子は、「ちぃちゃん、おいで~」とやさしく呼ばれると、「は~い」とニコニコと戻って行った。
トレーニングしていない自然な感じがとてもいい。
「いうことを聞かなきゃ」というしぶしぶ感がなく、ご褒美のおやつを期待して興奮してる様子もない。
高齢女性と一緒にオフリードでぶらぶら歩いている姿は、いつもとても落ち着いている。
沖縄でよく見た犬と同じ雰囲気が漂っている。
人間と仲良しでよくコミュニケーションがとれている犬は、見ていてほのぼのする。
何度も書いているが、しつけやトレーニングではなく、コミュニケーションがもっとも大事なことだ。
コミュニケーションがとれていれば、よく言われる「いざというとき」にまったく困らない。
ふつうに話したりお願いしたりすればいいからだ。
犬は個体差はあるものの自分と関係がある人間語は理解しているし、人間のしぐさや感情の動きなどもよくわかっている。
なのでコミュニケーションがうまくいくかどうかは、人間側の態度にかかっているのだ。
犬の言うことによく耳を傾け、犬の意見を尊重しているとうまくいくようになる。
とても簡単な原理だが、犬が言っていることがわからなかったり、自分の希望を優先したりしているとうまくいかなくなる。
理解しよう、尊重しようという気持ちで、犬の表情や動作を注意深く観察することが重要なのではないかとわたしは思っている。
そして犬と目が合ったら、穏やかな笑顔を見せてあげよう。
これも犬の愛情と信頼を獲得する上では大事なことだ。
多くの人は人間に対して普通にできているので、同じことを犬に対して行うだけだ。
とても大事な親友に接するように接してみよう。
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