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朝から気温が上がって暑い一日だった。
はっちゃん(秋田MIX♂8歳)と6時に散歩に出発したら、散歩ラッシュにはまった。
土手に出る道でいきなり犬と鉢合わせしたが、相手が知らん顔で地面の匂いを嗅いでいたこともあって、はっちゃんも平然とスルーしていた。
そのあと会った犬は遠かったので関係なかったが、狭い路地に入ったところで車が立て続けに何台も来て歩きにくかった。
観光客の姿はほとんどないが、帰省してきた人たちがいそうだ。
休日になると川で釣りをする人が増える。
釣竿を持って歩いている人とすれ違うことがあり、棒を持った男性に警戒するマルちゃん(大型犬MIX♂12歳)が怖がらないか心配になるが、普通に歩いている限りは大丈夫になったようだ。
もちろん必ずわたしが相手の人とマルちゃんの間に入り、なるべく距離を確保してすれ違うようにしている。
これを続けることで大幅に過剰反応が減ってきた。
犬は恐怖に駆られているときに変則的な動きをする。
初めて散歩に出たとか、知らない場所で緊張したとか、怖いものと遭遇したなどという場合になりやすい。
そのときにリードを短く持って犬にずっとテンションをかけながら歩き続けているのを見ることがよくあるが、これは犬にとって非常によくない。
リードが張った状態だと、たとえハーネスを使っていたとしても(首輪は論外)体が締め付けられて不快になる。
それがまた不安や恐怖を加速させて、パニック状態を持続させることになる。
「対処できないほどの刺激にさらさない」原則を思い出そう。
そういう場所からは安全な方法で直ちに離れるのが正解だ。
中小型犬なら抱っこでいいが、抱っこできないサイズの場合はそんな状態に陥らないように事前によく計画しよう。
歩いて避難しなければならない状況では、リード張りっぱなしを避けて、なるべく緩んだ状態が続くように操作する。
その際、短いリードではできないのでロングリードを使う。
犬が走り出しそうな場合は、リードにじんわりテンションをかけてまたじんわりと緩める基本のリードワークで歩いて立ち去ろう。
保護したばかりで初めて散歩に出て怖がっている犬に対し、安心できない場所で、リードが強く張ったままパニック状態で歩き続けていると、引っ張りが定着するだけでなく散歩が苦手になってしまう。
PONOPONOアドバイザーのソラさんのところで保護している里親募集中のルカちゃんは、まさにこのケースだった。
ソラさんのサポートで懸命にリハビリに励み、今では楽しくお散歩できるようになった。
そういえば、マルちゃんもうちに迎えた時点でパニック引っ張り散歩だった。
人間のリード操作次第でパニックに拍車をかけることも、リラックスしてもらうこともできる。
リード操作はそれだけ重要だということを肝に銘じたい。
↓ エアコンの風にあたりながらお昼寝
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