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【ワークショップのお知らせ】
3月12日(日)に大阪で「犬をリラックスさせる撫で方」のワークショップを行います。
東京でも3月末に同じ内容のものを行う予定です。
詳細は追って掲載します。
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朝から気温が高めでよく晴れており、絶好の散歩日和だった。
こういう日は釣り人が多いのでいつもの海辺散歩コースに行くかどうか迷ったが、売りに出ている別荘をチェックしたかったので行ってみた。
両親が住んでいるマンションが老朽化してきたため引っ越しを検討しており、引っ越し先としてわたしのそばが候補に挙がっているのだ。
一緒に住むのは大変そうだが、わたしが東京に通うのも大変なので、それならこちらに来てもらってもいいかもしれないと思ったりしている。
だが住む場所がなければ話は進まないので、冷やかしがてら近所を見ているのだ。
その際には地元の人がいない別荘地が気楽でいいと思っている。
今わたしが住んでいるのも別荘地で、近所にはそういうエリアがたくさんある。
というか、漁村以外はすべて別荘地だ。
今日歩いてみたら今まで知らなかった場所にたくさん別荘があって、中には少し定住者が多めのエリアもあった。
ひどく寂れたところを歩いていると、草刈りをしている団塊の世代男性が3名いたので少し言葉を交わした。
大阪から仲間で別荘の手入れに来たそうで、一人だと管理が難しいと言っていた。
たしかにそれはある。
いろいろ考えながらよく歩いたが、3月後半のような気温で上着なしでも暑かった。
ところで、犬がすぐに興奮して困っているという方は意外に多い。
PONOPONOでもそういうご相談をよくいただく。
たくさん運動して発散すればいいという考えがあるが、これはまったくの誤解だ。
最近では、過度の運動が過度の興奮の原因になると指摘する獣医行動学系サイトをよく見かけるようになった。
興奮しやすさにはもともとの性格も関係しているが、それ以上に環境の影響が大きい。
走り回るような運動のし過ぎだけでなく、散歩のし過ぎや引っ張り散歩でも犬にとっては「過度の運動」になりやすい点に注意が必要だ。
過度な運動は犬を覚醒状態にし、心拍数、血圧、呼吸数などが上昇する。
この状態になると、刺激に対する反応の衝動をコントロールできなくなる。
要は些細な刺激にも反応してすぐに行動しやすくなるということだ。
犬の体ではストレス反応が起こっており、ストレスホルモンが血管に放出される。
元に戻るまでには最大6日かかると言われているので、それまでにまた興奮するようなことをしてしまうと、犬は常に高レベルのストレスホルモンにさらされることになる。
これが慢性ストレス状態で、犬はさまざまないわゆる問題行動(=ストレス行動)を示すようになる。
人間は吠えや嚙みつきをすぐなくす方法に走りがちで、犬の苦しみにはなかなか目が向きにくい。
だが犬の体の中で起こっていることや、犬の気持ちにもっと注目すると、適切な解決策が見えてくるだろう。
先ほど、覚醒状態は刺激に対する反応の衝動をコントロールを困難にすると書いた。
ということは、反応しやすさ、興奮しやすさをコントロールするには、犬を覚醒状態にしなければいいということだ。
過度な運動や犬を興奮させるようなことを避けれていれば、犬は自分で衝動をコントロールできるのである。
PONOPONOではずっとこの方式を貫いてきたが、興奮しやすい傾向がある犬でもこれで十分自制心を働かせて行動することができると確信している。
はっちゃん(秋田MIX♂2022年没)は、わたしが接した数々の犬たちの中でもっとも興奮しやすい犬の中の1頭だった。
パピーの頃からそうだったので、保護したものの譲渡は難しいと判断し、結局にうちの子になった。
はっちゃんは潜在的な興奮しやすさを抱えてはいたものの、自分でコントロールしながらうまく折り合いをつけられるようになっていたと思っている。
トレーニングやしつけではなく、もっと犬に寄り添って快適な環境を整えることに目を向けてほしいというのがわたしの考えだ。
犬は人と同じく感覚や感情があり、思考力を持っている。
それらを理解する努力を怠らないようにしたいものだ。
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