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風が強かったが天気が良かったのでジョギングに出かけた。
海がすっかり冬らしくなっている。
山で風がさえぎられているところはいいが、ダイレクトに向かい風を受ける場所では前に進まず、逆に追い風の場所ではつんのめりそうで気が抜けない。
さらに途中でお天気雨が降るなど、なかなかハードな天候だった。
明日は寒そうなのでちょっと気が重い。
黄色が目に鮮やかなツワブキの花。
さて、最近は「褒めるしつけ」がスタンダードになってきた感がある。
一見喜ばしいことのように思えるが、よく見てみると「しっかり叱ってしっかり褒める」というものが多い。
なんだ結局叱っているじゃないか、と言いたくなる。
叱らないところでもトリーツを使った正の強化(いわゆる陽性強化)がほとんどで、叱らない、トリーツを使わない、命令しないPONOPONOのやり方とは違うが、それでもまったく叱らない方式を採用しているところは多数とは言えないと感じる。
しつけコンテンツや犬関連動画などでは、「しっかり叱ったのち仲直り」というものをよく見かける。
わたしがよく思うのは、叱る人は叱られる側の気持ちを考えることがあるのかということだ。
他人から叱られるというのは気持ちがいいことではない。
とくに厳しく叱責された場合は少なからず心が傷つくし、場合によってはトラウマになる。
犬でもストレスや不安を示すボディランゲージが増えることがわかっているし、犬にもトラウマはある。
そんな怖い思いをさせられたあとで、急にやさしくされても混乱する。
仲直りと思っているのは叱った側だけではないだろうか。
叱る方は「よくないことをしたから叱って、それがいけないことだと教えたのだ」と言うのだろう。
たとえその行為をした瞬間にタイミングよく叱ったとしても、叱る人がいなければ犬はまたその行動を繰り返すだろう。
その人の前でその行動をしたらひどい目に合うということは学習するだろうが、恐怖や不安で行動をコントロールしようとすることは望ましい接し方とは言えない。
いわゆるマルトリートメントのたぐいで近年ではそれが脳に悪影響を与えると言われている。
叱って悲しい思いをさせなくても、別のもっと穏やかなやり方で「やめてほしいな」を伝えることはできる。
このブログではその方法をたくさん書いてきたが、犬にわかりやすく伝えるにはカーミングシグナルを活用するのがおすすめだ。
それにおだやかな声かけを付け加えればほとんどのことはうまくいく。
カーミングシグナルは犬以外の哺乳類でも共通のものが多いので応用がきいて便利だ。
そういうコミュニケーション方法を採用する人が増えてほしいと思っている。
またすぐに叱りたくなってしまう人は、相手に怒りをぶつけておいて「教えるためだ」などと正当化したりせずに、相手を尊重しながら落ち着いて伝えることができるよう、アンガーマネジメントに取り組んでいただきたい。
犬が叱られておびえた目をするシーンを見なくてすむ日が来ることを願っている。
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