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少し雲はあったが絶好の散歩日和で、静かな隣町コースに行ってみた。
カニさんを発見。
このところずっと悲しいモードが続いているので、リラックス散歩が気分転換になればと思う。
今日はイタリアからのうれしいニュースを紹介したい。
ほっこり動画もあるので、ぜひ最後までお読みいただきたい。
イタリアでは今年1月にアフリカ豚熱(ASF)の発生が確認された。
これを受けて日本はイタリア産の生ハムやサラミなどの輸入を停止したので、ご存じの方もいるかもしれない。
ここで問題が起こった。
8月上旬、地元の保健当局はローマ北部でイノシシとブタを140頭以上保護しているサンクチュアリ、Sfattoria degli Ultimiに屠殺命令を下したのだ。
ここで暮らしているのはレスキューされた野生のイノシシや元家畜だったブタで、当然ながら食用ではなく肉やサラミなどにはならない。
(pixabayのフリー画像)
すべて「ペット」として登録されており、フェンスで囲まれた場所で、病気の蔓延を防ぐためのバイオセキュリティー規則に従って飼育されている。
敷地には5キロにわたる庭と2つの大きな厩舎があり、かなりゆったりしたつくりになっている。
団体側は「動物の権利は憲法で守られているが、裁判官には守られていない」として、裁判を起こした。
ちなみにイタリアでは、2022年の憲法改正によって、動物が感情を持った存在として認められ、憲法上の権利主体としての位置を獲得している。
このニュースは世界の動物擁護者の注目を集め、世界中から1万6000筆以上の署名が集まった。
そしてこの10月10日、地方行政裁判所はSfattoria degli Ultimiの動物の屠殺命令の取り消しを支持する判決を下した。
わたしがキャッチしたのはこのニュースだ。
そこでこの団体のことも含めてイタリア語で検索してみたという次第だ。
わたしが注目したのは判決の内容だ。
裁判所側は、Sfattoria degli Ultimiは教育的、文化的な機能を有しており、苦痛を受けた動物を救助し、世話をして保護する活動を通じて、動物を尊重するという価値観を教育しているとして、その活動を評価しているのである。
動物を尊重するという価値観を市民が共有すべきものとし、その教育を社会にとって望ましいものとしている点だ。
これはもちろん動物の権利が憲法で保護されているということも関係している。
EUの中では動物や環境の保護に関して法整備が遅れているとされるイタリアでこれだ。
動物の権利が法制化されている国では、動物のためにできることが大幅に増えると感じた。
ともあれ、140頭以上のイノシシ・ブタさんたちが殺されずに済んだのは非常に喜ばしいことだ。
サンクチュアリの人たちはさぞ心配したことだろうと思う。
インスタにここで暮らす動物たちの動画があったので見てみたのだが、野生のイノシシたちの行動がとくに興味深かった。
スタッフは馴れていない子もいると言っていたが、動画を撮影していると順番に甘えに来るイノシシたちもいた。
ボディランゲージは犬とほとんど同じだ。
この子はちょっとシャイに見えたが、おいでという呼びかけに反応して、撫でられはじめたらすかさずお腹を出している。
この投稿をInstagramで見る
次の動画は、スタッフと一緒に集団で走るイノシシたち。
この投稿をInstagramで見る
イノシシたちが交流を望んでいることに気が付いたので、一緒に過ごしたりこのように少し走ったりしているという。
イノシシの社会性の高さをよく表しているシーンだ。
他にも素敵な動画がたくさんあったので、興味がある方は団体のサイトを訪問していただきたい。
インスタ
https://www.instagram.com/sfattoriadegliultimi/
HP
https://www.lasfattoriadegliultimi.org/
動物の権利の尊重は世界的な潮流だ。
日本でもそうなるように少しでも貢献したいと思っている。
イノシシさんとブタさんよかったねと思った方は、にほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。
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