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早くから散歩に行こうモード全開のはっちゃん(秋田MIX♂8歳)。
それじゃあと少しだけ早めに出かけたら、外が真っ暗だった。
時間を間違えたかと思ったがそうではなくて、霧が出ていたのだった。
それも濃霧で視界が非常に悪い。
はっちゃんは暗い神社の細道では警戒していたものの、土手に着くと落ち着いて散歩を楽しんだ。
冬場はときどき霧が出るようだ。
ところで、家の中でスリッパなどの室内履きを履いている方は結構いるだろう。
わたしも室内と土間と庭共通の履物を履いているし、これまでの家でも何かしら履いていた。
こういう履物を犬におもちゃにされたり齧られたりするという話もよく聞く。
犬は同居人の匂いがするものが好きだし、ガジガジと噛むのも好きだ。
それを見て人間が慌てて取り返そうとして追いかけると遊びが始まってしまう。
そして無理やり取り上げたり、叱ったり、禁止したりなどすることで、履物の価値はグンと上がる。
禁止されたらますますやりたくなるし、それに執着するようになるのだ。
こうしてその行動が定着していくのだが、人間からすればそんな犬の事情は関係なく、人の物をおもちゃにするなどけしからん、「しつけ」せねば、となる。
ってもダメだったとなると、次に出てくるのが天罰方式だ。
これは、犬に気付かれないように缶を投げるなどして嫌な音を出し(嫌悪刺激)、人間にとって好ましくないことをしたら嫌なことが起こると関連付け学習させようとするものだ。
この方式をすすめるトレーナーや「専門家」もいまだにいる。
だが、犬とかかわり始めたころからずっと思っていてブログにも書いているのだが、犬(猫なども)は誰がやったか瞬時に見破る。
それに、嫌なことが起こったからといってやめるとは限らず、人がいないときにこっそりするようになるという副作用もある。
これは条件付け学習の祖、スキナーも大昔に言っていることだ。
天罰方式は、効果という点だけ見ても大いに疑問であるだけでなく、犬にも多大なストレスを与えるやり方なのだ。
犬を嫌がらせた上に効果も少ない方法を採用することには、なんの合理性も見いだせない。
うちの犬や一時保護した犬たちの中には、履物や手袋などを齧った犬もいたし、はっちゃんもパピーの時に一度なにか齧ったことがあったような記憶があるが、それぞれすぐにやらなくなった。
対処法は以下の通りだ。
まず、最初に犬がそれらで遊んでいるのを見つけたときは、過剰反応せずに知らん顔する。
対象物についてはあきらめ、犬が遊び終わったら犬が見ていないときに、犬の口が届かない場所にしまい込んで出しっぱなしを避ける。
すでに犬が執着するようになっていたら、毎回きちんと確実に収納するというのを実行する。
犬の目の前で隠してしまうと執着を助長するので、見ていないときに行うというのがポイントだ。
もし、「あれちょうだい!」と要求して来たら、犬がおもちゃにしてもいい代用品をあげる。
ただし、犬が「これだったらいいよ」と納得してくれるような素敵なものである必要がある。
はっちゃんだったら木の枝だ。
これを続けていると、気づいたらスリッパを齧る行動がなくなっている。
どのぐらいでそうなるかは、犬の執着程度によって違ってくる。
ひどく執着していたら何年もスリッパを封印しなければならないだろうし、最初の1回齧られただけだったらすぐに学習するだろう。
もういいだろうと出してまた齧られるというような失敗すると、大きく後退するので気を付けよう。
基本的に犬が齧りたくなるようなものを室内に置かないことが大切だ。
犬目線で考えると対処法がわかりやすいと思う。
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