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朝から暑かったが、はっちゃん(秋田MIX♂8歳)もマルちゃん(大型犬MIX♂12歳)もたくさん歩いた。
明日から天気が崩れるようなので、十分に楽しんでおいてよかった。
「今日は河川敷も歩いたよ!」
「干しミミズ、たまに食べるとおいしいね」
雨の前だからか、ミミズがたくさん出てきて干乾しになっており、はっちゃん、ひさしぶりにいくつかつまんでいた。
家の近所まで戻ってきたときに、植木屋さんがはっちゃんのことをじっと見ていた。
何だろうと思ったら、黒虎の秋田犬の女の子と暮らしているという。
はっちゃんがとてもゆっくり歩いているのを見て、「高齢ですか?」と聞いてきた。
引っ張っていないからそう思ったのだそうだ。
はっちゃんは8歳だが、小さいころからゆっくり歩く。
マルちゃんも12歳だが、歩きっぷりはストレスレベルがある程度下がって以降変わっていない。
わたしがレッスンや散歩で会った犬たちも、加齢とともに引っ張らなくなったり、興奮度が低くなったりするケースはそう多くない。
もちろん、高齢になって関節などに痛みが出たり、呼吸がしずらくなったりなどで速度が遅くなることはあるが、そういうことがないとあまり速度や引っ張りなどはあまり変わらない。
逆に、若いから飛び回るとか引っ張るとかいうのも違う。
興奮やストレスが原因なので、ストレスマネジメントが進むと、若くても落ち着いてゆっくり歩く。
ソラさんのところで暮らしているコンちゃんは、生後半年ごろに保護したのだが、そのときからオンリードでとても上手に歩いていて感心した。
だが、最初の里親宅で高ストレス状態が続いていたときには、別犬かと思うほどの引っ張り散歩になっていた。
犬を興奮させないリードワークも大切だが、それと同時に日々のストレスマネジメントも重要だ。
高ストレス状態でも年齢がいけば落ち着くなどということはないので(体が弱ることはあるが)、生活環境や接し方を可能な限り犬にとって快適なものにしよう。
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