ドッグウォーカー博士のスローライフ

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なるべく触らず、押さえつけずがポイント

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このところ寒い日が続いていてつらい。

が、感覚過敏悪化でオーガニックコットンの肌着に変えたら意外に暖かくて、化繊のあったかインナーよりもずっといい。

通販サイトの口コミにも同様の意見がたくさんあるので、化繊インナー人気はマーケティング効果によるものだろうと思った。

コットンは定番素材として人気だが、綿花の栽培には大量の除草剤や殺虫剤、化学肥料が使われており、土壌や水質の汚染をはじめとする環境負荷が高く、そこに住む生き物にも生産者にも害を与えている。

なので環境と生き物を守るためには、綿製品であればオーガニックコットンを選択したい。

わたしの場合は除草剤で重度のアレルギー症状が出て以来、綿製品に反応するので注意している。

今回、オーガニックコットンのネックウォーマーを買ったのだが、開封して椅子の背にかけていたら目が痒くなった。

おかしいと思って調べてみたら、その会社はオーガニックでない普通の綿製品も作っていた。

すぐに洗ってしばらく外に干したら反応しなくなったが、同じことが過去何回かあった。

ちなみにオーガニックコットンの製品のみを作っているメーカーの肌着は大丈夫だった。

敏感な人用肌着を作っているメーカーなら縫い目やタグ対策もしてあるので、今後はそれ一択になりそうだ。

人間の場合は自分で対策ができるが、人知れずかゆみや不快感などに苦しんでいる犬猫たちもたくさんいるのではないだろうか。

動物の同居人はよく観察して早く気付いてあげたい。

 

ゴキゲンなイナちゃん(白黒猫♂10か月)。

 

ネット動画を眺めていると、お手入れを嫌がる犬猫たちの動画がよく流れてくる。

それで思うのは、例えば爪切りだったら、人間がやりやすいように足をぎゅっと持って、自分のそばに大きく引き寄せるなどしている人がけっこいるということだ。

ギュッとつかまれるだけでも怖いのに、自分ではやらないような方向に伸ばされたりしたら、逃げたくなるのは当然だ。

中には骨格からして無理な体勢を取らせようとするものまであるから恐ろしい。

これは目薬を点したり、薬を塗ったり、ハーネスを装着したりなど、犬猫に働きかけるすべての動作について言える。

なるべく体を押えつけたり持ったりしないようにして、相手の体を動かすのではなく自分自身のポジションを自分で調節するようにしよう。

その作業を行うタイミングも大切だ。

自分がやろうと思ったときにするのではなく、犬猫たちが落ち着いていて、受け入れてくれそうなときにする。

無言でいきなり始めるのではなく、一声かけて様子を見て大丈夫そうだったらやり、そうでなければ別の機会にする。

これらに気を付けるだけで、お手入れ嫌いにする確率を大幅に減らすことができる。

すでに苦手になってしまったことについては、また別の方法を採用しよう。

わたしは、押さえられるのはもちろんのこと、人に何かされるのがとても苦手なので、動物たちが嫌がる気持ちに共感する。

なるべく触らずに必要な場合は最低限にとどめ、押さえ付けずに軽く支える程度にして、同意を取ってから、を心がけると、動物たちに協力してもらいやすくなる。

無理やりでないやり方を心がけよう。

 

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