ドッグウォーカー博士のスローライフ

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ストレス 子ネコちゃん預かり記 生活の質向上

うちの犬はわがままだと思ったら

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今日は少し寒かったが、明日、明後日と暖かくなった後、急激に気温が下がるという予報だ。

こんな風に激しく気温が変わると体に負担がかかる。

わたしは骨折してボルトが入っている付近がとても痛くなるのがつらい。

それでも走っているが、スピードをかなり落とさないといけないので爽快感が半減する。

 

乾かしていたパーカーの上がいいそうだ。

 

昨夜、イナちゃん(白黒猫♂9か月)は、わたしのイスの下にお気に行きのモモンガのぬいぐるみを持ってきた。

「投げて」と言うのだ。

言う通りに投げてあげると、取りに行ってはイスの下に持ってくるというのを5~6回繰り返した。

いつまでもやらないところが偉い。

そのあとは猫じゃらしおもちゃを持ってきて、「振って」と言う。

しばらくじゃらしてあげたら、「おしまい」とベッドに行った。

人間を上手に使いこなしている。

犬でも猫でも、彼らが言っていることを理解してその要求に応えてあげると、お互いにストレスなく幸せに暮らせると実感している。

言うことを聞いていると「わがままになる」などというのは都市伝説にすぎない。

犬や猫たちは、足るを知っている。

もし、足りていそうなのにいつまでもしつこく要求してくる場合は、何らかのストレスが関係していると考えよう。

人と一緒にいる犬猫たちの暮らしは、すべてが人間中心に回っているだけに、ストレスの原因になるものがたくさんある。

食事のタイミングやトイレの場所のような一時的欲求にかかわるものも人間に管理されているが、もしわたしたちが他人にそうされたらとんでもなくストレスに感じるだろうと思う。

日本では犬をサークルやケージのような狭いところに閉じ込めたがるが、こうした極端な行動制限は常同行動の発現につながるレベルのストレスになる。

人間たちは様々な音を立てる。

話し声も騒々しいと不快だろうし、家族関係が悪くてケンカが多いとその声も強いストレスを与える。

テレビの音や、電子レンジその他の電子音、ドアチャイムの音、ドアの開閉音、なども、聴覚が敏感なものにとっては苦痛だ。

狭かったり物が多かったりして自分のスペースが確保しにくいのもつらい。

数え上げればきりがない。

わたしたちは気軽に犬を迎えてしまうが、人とは様々な点で異なるニーズを持った家族がひとり増えると考えて、そのニーズを満たせるかどうかよく自問したいものだ。

人間の今の暮らしに慣れろという態度を改めるべきだとわたしは思っている。

同居犬が快適に暮らせるようにいつも気を配り、不快なことを減らして、「こうしたい」と満たしてあげていると、すべてがうまく回るようになる。

すると犬はニコニコになり、人間も幸せになる。

犬が「わがまま」だと感じたとしたら、自分自身の犬への接し方や環境を確認してみよう。

 

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