ドッグウォーカー博士のスローライフ

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クーアンドリクの動物虐待疑惑に思う

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東京に介護に行く準備で朝から忙しくしていた。

すると両親が入所しているホームの施設長から電話がかかってきて、母の具合がよくないので病院に行ったという。

少し前から夜咳が出ると言っていたのだが、訪問医に2回診てもらって異状なしだったので、わたしも妹も風邪かそうでなければ乾燥しているせいではないかと話していた。

ところが今朝になって、夜眠れないほどで食欲もないというので、かかりつけの病院に連れて行ってもらうことにした。

しばらくしてまた電話がかかってきたのだが、心電図とレントゲン検査を行った結果、胸水がたまっていて軽い心不全を起こしているということだった。

そこで明日、急遽近所の大学病院に検査入院をすることになったという。

その際に家族の立ち合いが必要と言うことで、妹が会社を休んで行くことになった。

家族なしでは進まないシステムが不便すぎる。

わたしは明後日の夜出発してその次の朝着いて、引っ越しその他手続きを行う予定だ。

検査の結果入院ということになったら、入院手続きに退院手続きなどやるべきことが増えるので、また行かないといけなくなるかもしれない。

さらに電話で父と話したら、父も今のホームが嫌になったから変わりたいと言い出していた。

今度行ったときによく話してみないといけない。

両親の様子を見ていると、自分の老後はどうしようかと本気で悩む。

電話連絡をしていると、イナちゃん(白黒猫♂7か月)が膝をあたためてくれた。

 

 

体が大きくなったので、膝の上が広範囲にあたたかい。

ありがとう、イナちゃん。

東京から帰ったら、イナちゃんのインターフェロン治療の最終ラウンドが始まる。

これでなんとか白血病を克服してほしい。

だがわたしの留守の間シェルターでケージ隔離になるので、環境の変化で体調が悪化しないか心配している。

シッターの方がいいようにも思うのだが、現在うちまで来てくれるキャットシッターがいない。

以前ドッグシッターをお願いした方は小型犬オンリーになっていて、ほかのシッター業者はなくなっていた。

シェルターだとときどき出して遊んでもらえるので、それで我慢してもらうしかない。

ところで、昨日のデイリー新潮に「クーアンドリクの動物虐待疑惑に業界内から“反旗” 『過去32人を出向』”蜜月関係”だったペット保険会社が調査を開始」という記事が掲載された。

記事はこちら→https://www.dailyshincho.jp/article/2023/10280601/?all=1

ペット業界の闇については、しばらく前からマスコミでも取り上げられるようになってきており、わたしのブログでも折に触れて紹介してきた。

今回はペット産業の最大手「クーアンドリク」の非人道的な営業実態が暴露されており、それを先導したのがこれまでともに歩んできたアニコム損害保険だった。

アニコムはペット保険シェア1位の座を占める最大手である。

ペット販売業者と損保会社は癒着しており、それについてはこのような証言が紹介されていた。

「大手ペットショップの背後に、損害保険会社が控えている点です。その構造こそがビッグモーターの件に似ている。クーリクがどんな個体だろうと安心して売れるのは、同社が保険代理店でもあって、顧客にペット保険を販売しているからです。売れば売るほど保険会社から手数料が入ってきます。一方、保険会社にとってクーリクのような業者は、新規顧客を獲得してくれるありがたい存在で、両社は持ちつ持たれつの関係なんです」

 

ペットショップ側には先天性疾患があろうが、どんな病気をもっていようが、売れば売るほど保険会社から手数料が入ってくるという。

恐ろしいビジネスだ。

ちなみにわたしは、ペット産業をサポートしたくないので、これまでペット保険には入ってこなかったしこれからも入らない。

生体販売しているショップから消耗品を購入することもしない。

ところがここにきて、クーリクのコンプライアンス無視の企業体質が目に余るようになり、アニコムがクーリクの調査をに動き出したということだ。

そのクーリクの実態だが、このように書かれている。

「ゴキブリだらけの不衛生な環境に犬猫が押し込められ、職員が手にするタオルで時に首を押さえつけられて、交尾を無理強いされる」。

繁殖現場での死亡率は、最も高かった月で3割を超える。

「大量生産ありきの繁殖場での過酷な環境を生き抜いた子犬や子猫は、狭いバスケットに入れられ、全国の200以上の店舗へ送られる。その過程でも、昨年8月からの1年間で751頭もの犬猫が命を落とした事実も判明した」。

販売後に遺伝性疾患が判明するケースが続出し、伝染性疾患のパルボウィルス感染症が判明したこともある。

この記事ではクーリクの問題として取り上げられていたが、繁殖業者は同じような状況にある。

「シリアスブリーダー」ならいいと思っている人もいるが、交尾の無理強いや過密飼育、ケージに閉じ込めっぱなしの散歩なしのところも多く、親犬が日ごろ暮らしている環境を見せてくれる事業者はほぼいないので、ブラックボックス状態だ。

そもそも、生き物を商品として売り買いするというのが間違っているだろう。

人間を売買することは人権侵害であり現代では禁止されているが、動物の売買は平気で行われている。

売買のルールを厳格化するという方向ではなく、売買自体を禁止する方向に進むことをわたしは強く願っている。

みなさんもぜひ、ペット産業の問題について考えていただきたい。

 

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