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晴れてさわやかな天気だったので、アンカラに向けて出発する前に散歩に出かけた。
同じアパートに住む老夫婦が庭で何やらしていると思ったら、ブドウの葉を取っていた。
わたしも好きなドルマという料理を作るのだそうだ。
ネコさんたちをお世話している夫婦で、穏やかで友好的な感じのいい人たちだった。
川沿いの遊歩道に行ってみたら、思いの外よく整備されていて驚いた。
川にはアヒルさんたちがたくさん浮かんでいる
岸で休んでいる人たちも。
そして対岸の景色がまた美しい。
よく絵のように美しいというが、まさにそんな感じだ。
この村はとても気に入ったので離れるのが残念だ。
アンカラ行きのバスは1時間近く遅れて来たが、乗客が少なくて楽だった。
運転手やスタッフも含め年配者ばかりだったせいか、冷房がほとんど効いていなかったのでそれも助かった。
アンカラは首都だけあって大都会だ。
バスターミナルから地下鉄で街の中心に行ってバスに乗り換えるのだが、混雑ぶりに東京都心を思い出した。
こういう場所は好きではないが、子どもの頃から慣れているので大丈夫だ。
バスを降りると静かな住宅街で、アパートはバス停からすぐの便利な場所にあった。
カッパドキアの後なのでマイナスのバイヤスがかかってしまうが、まあ悪くはないと思う。
アンカラには大きなシェルターがあるので、そこに行こうと思っている。
だがシェルターだけに郊外にあって、バスを乗り継いで2時間ほどかかる。
移動の時はいつもGoogleマップとMoovitアプリを使っているが、たぶんそれでたどり着けるだろう。
バスの中でトルコの動物権利団体Haytapのホームページに掲載された記事を読んだら、そこにこんなことが書いてあった。
記事はこちら(英語)。
ほとんどのイスラム教徒は犬をペットとしては飼わない。また、トルコの人口の99%を占めるイスラム教徒は、犬を飼っている家には天使が訪れないと信じている。そして最後に、イスラム世界の85%を占めるスンニ派の伝統によれば、預言者ムハンマドは犬が好きではなかったと伝えられている。
とはいえ、イスラム教ではすべての生き物を大切にするよう信者に命じているため、多くの人々は街中に住む野良犬にちょっとした食べ物や新鮮な水を与えたいと感じている。
だが他のイスラム圏では犬にそれほど親切ではないので、トルコのこの親切さの理由についてすっきりとは納得がいかない。
他方でストリート犬が多い理由はわかった。
犬を家に迎える人が多くないため、犬たちは路上で暮らさざるを得なくなる。
そしてトルコでも路上で暮らす犬たちの虐待がある。
政府運営のシェルターが各自治体にあるが、環境の劣悪さが批判されているだけでなく、昨年には虐待事件が起こった。
それが先日滞在したコンヤのシェルターだったのだ。
職員2人が犬をシャベルで殴ったり首を絞めたりしている映像がネットで拡散されて大炎上し、その職員が逮捕されて懲役刑に処せられた。
背景にはストリート犬に襲撃されて重傷を負ったり死亡したりする事例の増加がある。
また狂犬病の感染者も増加しているが、それには路上犬への狂犬病ワクチン接種義務を負う自治体の予算不足があるという。
その上近年では純血種の繁殖犬もたくさん売られるようになって来たので、これらの問題を総合的に解決していかないといけない。
ただ一般市民は路上に犬がいることに対して寛容さを示す人の割合が高いというので、そこが日本とは大きく異なる点だ。
日本ではクマに軽傷を負わされただけでもすぐにそのクマを捕殺してついでに他のクマたちも殺すが、それに対する反対の声はあまりに小さい、というか取り上げられない。
トルコ政府は今後ストリート犬に対してどのような政策を打ち出してくるのか、注目していきたいと思っている。
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