ドッグウォーカー博士のスローライフ

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吠え 問題行動 犬の気持ち

吠えた犬を叱っても

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天気が良かったので長らく洗っていなかったらしきマットや毛布などを洗濯した。

今日もまた片付けをしたのだが、収納という収納から大量の不要品が出てくる。

母に聞くと「使うから置いといて」というからなかなか進まない。

それでも少しずつきれいになっていっている。

使わなくなったものや明らかにいらないものを、全部収納スペースにしまい込んでいるから溜まっていくのだ。

必要ないものはその都度整理しておけばいいものをと、何百回もつぶやきながら片付けている。

今日も桜が見頃で、木の下でピクニックを楽しんでいる人を見かけた。

写真を撮っている人も多い。

犬たちもたくさん歩いていたが、その中の小型犬さんが散歩中の他犬に向かって軽く吠えた。

その瞬間、「吠えちゃだめっ」と大きな声で叱られていた。

吠えを叱るのはよくないという情報が広まってきたと思ったが、まだこんなふうに叱る人もいる。

おそらく「ちゃんとしつけしてますよ」アピールもあるだろう。

だが相手の人には普通に謝っておけばそれで十分ではないだろうか。

そんなことよりももっと犬の気持ちに関心を向け、自分がどのように行動すべきかを考えてほしい。

このときの状況は、狭い道で安全距離が十分に取れない状態でのすれ違いだった。

不安や居心地の悪さから吠えてしまったのだ。

これは無理にすれ違おうとせずに相手が通り過ぎるのを少し待っていれば回避できた。

以前も書いたが、犬にもそれぞれのパーソナルスペースがあって、それが侵害されたら「離れろ」と言う=吠える。

またこの距離は相手犬が知り合いかどうか、興奮しているかどうか、どんなシグナルを出しているかなどによっても変わってくる。

なのでそれを見極めて早めに安全距離を確保するのが人間のつとめだ。

何もせずにいて犬を叱るというのは違うだろう。

犬はオフリードであれば自分で距離を調整できるが、人間がリードで固定しているのでそれができない。

小さい頃からその状態だと、自分で判断して適切な距離を取るのを学ぶこともできなくなり、立ち往生して「あっちいけ」と吠えるようになってしまう。

なので人間が犬の気持ちを汲んで動いてあげる必要があるのだ。

そんなの難しいと思うかもしれないが、犬をリードでつないで自由を奪うのだから、それぐらいはやって当然である。

危険なものや近づきたくないものから安全距離を確保するということを続けていると、犬は距離のとり方を学び自分でうまく調整するようになる。

叱ることの効果はもしあったとしても一時的だが、自分で学習すれば一生モノだ。

人間も犬におまかせで犬といっしょにのんびり散歩を楽しめるようになる。

なのでまずは吠えた犬を叱らないことから始めてみよう。

 

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