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いよいよインドはラジャスタン州ウダイプールに向けての旅が始まる。
たくさんの動物たちと交流できるのでとてもワクワクしている。
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それからコットンハーネスとリードのご注文は、12月上旬の帰国までお休みさせていただく。
その頃にはすっかり寒くなっているので、帰りたくなくなりそうだ。
昨日の記事で犬の社会構造について取り上げた。
しばらく前まで主張されていたのは、犬はオオカミと同じく上下関係からなる群れを作り、その中でトップの地位を占めるアルファ(いわゆるボス)が群れを厳しく管理している、というような見方だった。
ところが、野生のオオカミ研究でこれが全くの誤りであることが判明し、さらに犬の研究によってもオオカミとはまた違った社会構造があることがわかったのだ。
ちなみにオオカミの群れでは、アルファオオカミは先頭ではなく後ろの方で見張っているという。
メンバーのオオカミが虎視眈々と高い地位を狙うなどということは観察されておらず、またアルファが一番いい寝場所を選ぶとかいうこともない。
オオカミのリーダーは群れの世話をする親のような立場だという。
つまり、まったく偽物のオオカミ像を作り上げて、それを犬に投影していたということなのだ。
そこから犬に関する荒唐無稽な「しつけ」が生まれた。
犬は人間のボスにななったりしないと聞いても、「しつけ」にこの古いリーダー論が生きていることがあるので、少し例を指摘しておこうと思う。
まず、リーダーウォークなどと言って人間がリーダーとして先頭を歩こうとするのは、犬やオオカミの習性とは関係ない。
人間がドアを先に通るようにするというのも同様だ。
ただし曲がり角などで危険なことが起こりうる時には、人間が先に行って安全確認しておくといい。
人間がリーダーなのだから犬よりも先に食べて犬には待たせておくというのも、よくオオカミになぞらえて主張されているが実際の行動とは異なる。
オオカミはみんなで一緒に食事をし、エサが足りないときには子どもが優先される。
自由行動犬はそれぞれ自分たちで残飯を探して食べるので、誰が先かはまったく関係ない。
人間と室内で暮らすときには、犬に先にごはんをあげて満足してもらった方が、お互いに落ち着いて食事ができる。
犬をソファーやベッドなどの高い場所に乗せるとボスと勘違いするというのも、いったいどこから来た話だろうと不思議に思う。
オオカミが社会的地位を上げるために高い場所を利用するなどということは観察されていない。
犬がソファやベッドに上りたがるのはただ快適だからだ。
これらは犬だけでなく他の動物にとっても快適なようで、ドアを開けておいたら野生動物が入ってきて勝手にくつろいでいたという写真や動画がときどき紹介されている。
ソファやベッドで問題になるのは、人間が使うためにどかそうとすると唸ったり噛みつこうとしたりするときだ。
これは100パーセント人間が悪い。
快適な居場所をなぜ人間が独占しようとするのか、なぜ弱い立場の者に提供しないのか、自問していただきたい。
誰も座っていないときに座ればいいだけだ。
無理にどかしたりなどしなければ、もともと犬は仲間思いなので強引にどかそうとしたりなどしないものだ。
もしそうしたとしたら、人間から学習したのである。
リーダー論や順位付けは否定されても、神話だけは依然として残っていることがあるので、注意していただきたい。
長老キキ姉さんは教育係としてみんなからリスペクトされていた。
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