ドッグウォーカー博士のスローライフ

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問題行動 散歩

自分の時だけ犬が引っ張るのはなぜ?

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曇っていたかと思えば晴れ、晴れたかと思えば雨が降るという、変わりやすい天気だった。

だが幸いなことにジョギングでは雨に降られず、気持ちよく走ることができた。

 

 

ここはお気に入りの場所。

 

池に住むカメさんたちの姿を見かけるようになったが、気候がいい時期によく活動しているように思う。

影が映らないように、音がしないようにそっと動くのだが、すぐに気づかれて隠れてしまう。

せっかくのんびりしていたのにゴメンねと謝ることが多い。

ところで、家族で暮らしている方で、だれと散歩するかで犬の引っ張りが違うという話をときどき聞く。

ネットニュースでも取り上げられていた。

記事はこちら→https://www.fnn.jp/articles/-/418163

インスタに投稿したタチバナさんとの散歩のときにはダッシュするが、お母さんのときは少し引っ張る程度で、お父さんのときはゆっくり歩いているという。

その理由をタチバナさんは、自分より順位が下のものには厳しい態度をとっているせいだと言っている。

このブログの読者さんならすぐに気づく通り、犬は人間の家族に順位を付けないということが何年も前からわかっている。

ではなぜ人によって態度が違うのか。

それは単純に、犬の引っ張りに人間がついて行くかどうかの違いによるものだ。

これはリードワークレッスンをすると一目瞭然だ。

犬でなくても、人間同士でも十分再現できるのである。

犬役の人がグイグイ引っ張って、ハンドラー役の人がそれについて行くと、そのペアは走り続けることになる。

だがハンドラー役がしっかりテンションをかけて、すぐにじんわりゆるめるという基本のリードワークをすると、犬役の人は走ろうという気がなくなると言う。

不快感からではなく、心地よく感じてゆっくり歩こうという気になるというのだ。

これがPONOPONOリードワークの特徴だ。

だがタチバナさんのお父さんの場合はこういうリードワークではないだろう。

それでも犬がゆっくりになるのは、いくら引っ張っても進めないからだ。

それにここでは言及されていないが、引っ張ったら叱られたりいかにも叱られそうだったりすると、犬は被害を避けるためにあるいは委縮してゆっくり歩くことがある。

厳しい訓練を行っているトレーナーがリードを持つと、犬がすぐにゆっくり歩くというのはこのケースだ。

その場合、犬はゆっくり歩いていても満足度は低く散歩の質も低下する。

満足するのは人間だけだ。

PONOPONOでは犬に満足してもらうことが目的なので、そういうやり方はしない。

犬について行かず、犬が心地よいやり方で、「ゆっくり歩こうね」を伝えるのだ。

それが基本がリードワークである。

この「犬について行かない」というのがなかなか難しいようだ。

他の人がやっているのを見ると、「あー、犬について行ってるね」とすぐにわかるのだが、自分がハンドリングしているときにはついて行っていることに気づかない。

それがリードワークのワークショップに参加するとはっきりするので、わたしにとってもとても勉強になる。

なかなか引っ張りが改善しないという人は、リードワークのレッスンやワークショップに参加していただきたいが、できない場合は他の人に見てもらうといいと思う。

引っ張りの原因は犬が自分のことを下に見ているからなどではなく、引っ張りについて行っているからだということを理解していただきたい。

 

「ボクは他の人ともゆっくりお散歩しますよ」。

 

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