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6月だというのに各地でとんでもない暑さになっている。
みなさんも同居動物さんたちも、熱中症に気を付けていただきたい。
こちらは引き続き曇っていて風があるので快適散歩が楽しめている。
はっちゃんも元気いっぱいだ。
「お散歩だよっ」
門のところで待っている様子を見たら、しっぽが右固定されていた。
「ワクワクするね~」
犬はうれしいときには尻尾を右側に大きく振るが、振らずに右側にぴんと立てているのも同じ意味だ。
はっちゃんは表情がわかりやすいので尻尾を見るまでもないが、わかりにくい犬やどっちだろうと迷うような状況の時には尻尾の傾きを見てみよう。
さて、昨日の記事で犬に気を遣うなという考えについて取り上げた。
それと関連する考えとして、犬を甘やかすなというのがある。
何をもって甘やかしと捉えるかは幅があるが、いつも見ていて驚かされる。
たとえば、おいしいごはんをあげると犬がわがままになるから我慢させたほうがいいという人がいる。
そういう自分はおいしいごはんを食べていないのだろうか?
ごはんは人であれ犬であれおいしい方がいいし、おいしくなければ食欲がわかないのではないかと思うのだが。
もちろん健康にいいというのも大切だ。
だがそれよりも問題なのは、犬の基本的なニーズを満たすことまで甘やかしと捉えることだ。
遊びや人との接触などは基本的なニーズである。
にもかかわらず犬の好きなおもちゃをあげないとか、長時間ひとりで留守番させるとか、ケージに隔離して寝かせるなども、わがままにしないために犬を我慢させる意識で行われることがある。
分離不安行動がある犬を、家族とは別の部屋のケージで一人で寝かせたら夜中に吠るので、犬に気を遣うなというトレーナーの指導のもと、「何時だと思っているの」と叱ったというエピソードを読んだ。
そうしたらその犬は吠えなくなったそうだ。
こういう話を読んで、やっぱり犬に気を遣ったり甘やかしたりするのはよくないと思う人がいるのではないだろうか。
叱ると一時的にその行動をしなくなることがある(し続けることもある)。
だが根本的な問題が解決されていなければ、しばらくしてときとしてもっとひどくなって再発する。
あまりに強く叱られたり、いつも繰り返し叱られたりしていると、「心が折れる」状態になってやらなくなることもある。
これを学習的無気力という。
その状態からの回復には大変な時間がかかるし、回復しても以前とすっかり同じ状態にはならない。
犬をケージで寝かせたり、長時間留守番させたりするのは、社会性が高く人と強い愛着を結ぶ犬の習性に反することである。
留守番が長いなどひとりで過ごす時間が長い犬には、多かれ少なかれ不安やストレスによる行動が見られる。
吠えや不適切な排泄、破壊行動などがそれにあたる。
甘やかすとか気を遣うとかは全く関係ない話だ。
誤った考えによって犬のニーズが無視されたり、犬の福祉が損なわれたりするのは許容しがたいことだ。
犬の習性や犬の福祉にかんする知識をアップデートして、犬を苦しめたり悲しい思いをさせたりしないようにしたいものだ。
すべての犬が幸せに暮らせるよう、心から願っている。
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