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全国的に暑くなるという予報だったが、こちらは湿度は高いものの風があって涼しい。
はっちゃん(秋田MIX♂10歳)も快適に散歩を楽しんだ。
「ちょっと草を食べてくね」
元気も食欲もあって何よりだ。
明日は雷予報が出ているので散歩はお休みかもしれないが、予報は変わるので期待しよう。
ところで、犬を触っているときに犬が噛みついてくることがある。
爪切りや足ふきだけでなく、撫でているときにも起こる。
人間は良かれと思ってやっている場合がほとんどなので当惑するかもしれない。
なぜ犬はこういう状況で噛みつくのか。
その理由についてこんな説明をしているものがあった。
犬は自分の要求や希望を通すために噛みつくというのである。
たしかに噛んだら人間はやめるのでそう見えるかもしれない。
だがこのブログでも何度も取り上げているように、犬の噛みつき行動の大半は恐怖や不安が主な原因であることがわかっている。
主な原因と書いたのは、様々な要因が関係しているがそれでもなお主要原因は恐怖や不安になるという意味である。
例えば、体調が悪かったり痛みがあったりするときに噛みつきやすくなるが、それは不調な時には不安が強くなって身を守ろうとする傾向が強まるからだ。
もし自分の犬が先のような状況で噛みついてきた場合、「要求や希望を通すために」嚙んだと説明されるのと、「恐怖や不安から噛んだ」と説明されるのとでは受ける印象が全く違う。
要求を通すためだったら、犬のためにやってあげているんだからこれぐらい我慢しろとなりそうだが、恐怖や不安からだったら、怖い思いをさせて悪かったとならないだろうか。
同じようなことで、唸りの説明がある。
犬が唸るのはよく「威嚇」と言われている。
「犬が唸って威嚇してきた」などだ。
威嚇というのは力を示して相手を脅かすことである。
例えば、爪を切ろうとしたときに犬が唸ったとする。
威嚇説に基づいて唸りを人間の言葉に翻訳すると、「やめないとこの牙を皮膚に突き刺すぞ」というような穏やかでないものになりそうだ。
だが犬が伝えたいのは、その行動をやめてほしいということであり、シンプルに「やめて」である。
これを威嚇というのはズレすぎだろう。
野生動物の行動の説明を見ていると、「警告」という言葉がよく使われている。
警告とは、「よくない事態が起こらないように、事前に告げて注意をうながすこと」を意味する。
これだと犬の唸りの説明にも使えるだろう。
犬に限らずではあるが、本能のおもむくままに暴力的で野蛮な行いをするものという動物観とそれに基づいた用語は、動物への人道的で友好的な接し方を妨げるものである。
ニュースを見ていると家庭動物であれ野生動物であれ家畜であれ、動物への暴力が後を絶たないが、こういう考え方を克服しなければそれらをなくすことはできない。
犬は要求を通すためには噛みつくことも辞さないという考え方は、強圧的な接し方かよくて犬の行動を変えるトレーニングをもたらすだけだろう。
わたしたちに必要なのは、他の生き物に対する共感的な(compassionateー思いやりある)接し方だ。
悪魔化して恐れるのではなく、よく観察して同じ生き物として共感しよう。
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