ドッグウォーカー博士のスローライフ

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犬はちゃんと訴えている

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昨日、病院で心嚢水と胸水をたくさん抜いたはっちゃん(秋田MIX♂10歳)。

少し体が楽になったようで食欲もまずまず、夕食後は庭のやわらかい草の上で休んでいた。

すごく頑張ったので疲れたと思う。

夜は前日までのそわそわがウソのようにほとんど動かずに静かに寝ていたので、心配になってときどき生存確認をしてしまった。

今朝はきっと元気よく散歩に行くだろうと思って朝4時からスタンバっていたが、はっちゃんは横になったままなかなか起きてこない。

6時になってもまだ起きてこず、また具合が悪くなっているのではないかと心配になって、「今日はお散歩お休みする?」とはっちゃんに聞きに行った。

はっちゃんはまったく動かずに同じ姿勢のまま目を見開いている。

ますます心配になって、心臓あたりに手を当てて鼓動を確認しながら、はっちゃんが好きなお腹撫で撫でマッサージをした。

手を止めると「撫でなさい」と前足で合図されるので、ひどく具合が悪いわけではなさそうだ。

だが立ち上がる元気がないのかもしれない。

1時間ほど熱心にマッサージをしたらひょいっと立ち上がり、「さぁ、散歩に行くかな」と玄関先に向った。

ひょっとして、お腹撫でしてもらうためのフリだったのか。

なんであってもはっちゃんが元気ならそれでいいし、いつものように散歩に出かけられるのはありがたいことだ。

今日は調子がいいようで、ネコさんチェックをした後、ひさしぶりに漁港を周って漁村の路地も探索した。

ミドルコースを1時間程度で歩いたので、歩く速度も回復している。

 

 

はっちゃん自身も楽しそうだった。

たまった水によって心臓と肺が圧迫されていたためまだちょっと息が上がりやすいが、昨日よりはずいぶん楽そうだったのがうれしい。

帰宅後はわたしが疲れてしまい、はっちゃんとゆっくり過ごした。

今日ははっちゃん甘えモードで、何度もわたしに撫でてと言いに来た。

具合が悪いときは尻尾も振らず撫でもらいにも来ないので、それもうれしかった。

はっちゃんを観察していると、体調がいいときとよくないときの行動が全く違う。

表情の違いも一目瞭然だ。

若いころに膀胱に大きな結石ができたときには、はっちゃんの顔を見た瞬間に大変なことが起こっているとわかった。

「顔色が悪い」という表現があるが、ほとんどの人は人間同士でそれに気づく。

一緒に暮らしている動物についても、多くの人がわかるのだろうと思う。

ボディランゲージと行動の観察を意識的に行うことは重要だが、わたしたちはおそらく日々の暮らしの中で無意識に行っているのだ。

それを少し意識的にやってみようということである。

わたしは、よく言われるように「犬は言葉がしゃべれないからわかってあげられない」という考えには反対だ。

犬はボディランゲージでいろんなことをしゃべっているのだから、それを聞き取れるように自分自身のスキルを身に着けようというのが正しい態度だと思っている。

うっかり聞き落したり聞き間違えたりしないように、よく観察してスキルを磨こうと絶えず自分に言い聞かせている。

一緒に暮らしている犬は先生なのだから、謙虚な気持ちで教えを請いたい。

はっちゃんにはこれからもたくさんのことを教えてもらいたいと願っている。

 

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