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雨は上がったが曇っていて寒い。
また冬に逆戻りだが、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は昨日の分もよく歩いた。
少し足を延ばして新鮮な草を見つけ、満足そうにしていた。
帰宅後は玄関でしばらくお休み。
「クールダウンだよ」。
やっぱり寒くないらしい。
さて今日は、コメント欄でいただいたご質問にお答えしたい。
犬が何か要求があって吠えている場合、応えてあげるのが原則だが、それができないときにはどうしたらいいか、というご質問だ。
そばに行って「どうしたの?」と声掛けするが納得しないという。
同じようなことでお悩みの方もけっこういるだろう。
これは犬とのコミュニケーションがまだスムーズにいかない段階で起こりがちなことだ。
なぜかというと、要求があるときに犬が吠えるのは、人間でいえば大声で叫ぶようなものであり、以心伝心になれば小声や目線やジェスチャーなどで伝わるようになるからである。
「どうしたの?」と聞いているということは、犬の要求がよくわからないということなので、犬も「こうしてほしいんだよ」と大声で叫んでいるのだろう。
犬との共通のことばができて、犬の言いたいことがすぐにわかるようになると犬は吠えなくなる。
長らくPONOPONOライフを送っている方々は、このことを実感しているだろうし実際そう証言している。
はっちゃんでいえば、庭に出たいときには静かにドアのそばに行き、わたしが気付かなかったらドアを前足でそっとノックする。
果物や野菜を切っていて「それちょうだい」というときは、そばに来て私を見上げながらじっと待つ。
こういうのが共通の言葉だ。
わざわざ激しく吠えなくても伝わるので、やたらには吠えなくなる。
PONOPONOに切り替えた当初は、犬も伝え方がよくわからないし(だから吠えが多くなる)、人間も犬の気持ちがよくわからないが、犬の気持ちを知ろうと努めるうちにだんだんわかるようになっていく。
犬も伝える工夫をしているので、時とともにやり取りがスムーズになっていくだろう。
最初のうちは、「お外に行く?」「膝にくる?」「遊ぶ?」など、その犬が知っている単語で聞いてみるといい。
よくわかっていないようだったり、犬自身がどうしたいかわからずにもやもやしている状態になっていることもある。
そんなときは行動で聞いてみよう。
「外に行く?」だったらリードを見せる、「膝にくる?」だったら座って膝を叩く、などだ。
いろいろやっているうちに、「それそれ」となるだろう。
探し当てるのもなかなか楽しい。
他方で、正解が確実にわかっていても、応えてあげられないことがある。
人間の都合もあるし、犬の利益にならないためにできないこともある。
犬は散歩に行きたいと言うが、強風に興奮することがわかっているなどだ。
そのときには、「散歩行きたいよね、わかる、だけど行ったら興奮するからやめておこうね」と説明する。
それでも行きたがったらもう一度ぐらいは説明してもいいと思う。
そのあとは犬の行動に反応しないようにして知らん顔して別のことに熱中している様子を見せたり、それが無理なら外出してしまう。
おやつジャンキーになっていて、ストレスがかかると「もっとおやつ頂戴」が出てしまうという場合は、妥協点を探す方がいいと思う。
「じゃあもうひとつあげる、でもこれでおしまいね」と言って渡してあげる。
どのように使い分けるかは、犬の要求の強さと犬の利益によって調整するので、いつでもどんな犬にも通じるルールのようなものはない。
その犬の要求がとても強い場合は少し譲歩してあげるし、その少しの譲歩が犬の利益に反する場合はやめておく、という具合だ。
だがこれも最初のうちだけで、そのうちに犬自身が自分の利益にならないことを要求しなくなっていく。
食べ物がからむ場合は「絶対ほしい、それちょうだい」となりがちだが、それもひとつあげておしまい方式にしていると、納得してくれるようになる。
あるいは「ちょっと言ってみただけ」みたいな感じになっていく。
最初は犬も人もスムーズにいかないことが多いと思うが、そこであきらめずに続けているとだんだん以心伝心になっていく。
犬の気持ちをわかろうとする努力を怠らないようにしよう。
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