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おとといの検査疲れからようやく回復したはっちゃん秋田(MIX♂9歳)。
わたしも疲れが抜けたので、ふたりで元気に散歩に出かけた。
すっかり春らしくなり、あちこちに動物の痕跡がある。
低山をジョギングしていたら、丸々太ったアナグマさんを見かけた。
ぶらぶら帰っていると、またご近所さんに「はちー」と呼びかけられた。
するとはっちゃん、いそいそと庭に入って行き、室内から顔を出した夫婦にご挨拶。
夫のほうは手足が不自由で移動が困難なのでよく窓から外を眺めており、散歩しているはっちゃんの姿を見るのを楽しみにしていようだ。
デイケアの人に「こんな犬がいる」と話しているという。
はっちゃんは人よりも庭に興味があって、一通り見聞するとさっさと退散した。
「今日もおいしいガムで歯磨きだよ~」。
さて、犬が食べてはいけないものを拾い食いしそうになったときや、おもちゃにされたくないものをくわえてしまったとき、「おやつと交換」をしている方はいないだろうか。
この方法はしつけ本やサイトなどで広く紹介されているので、試したことがある方も多いと思う。
だがPONOPONOでは、基本的に交換方式は行っていない。
その理由はまず第一に、拾い食いする状態を改善することで、人間が何もしなくても拾い食いしないようにすることを優先するからである。
犬が食べても害にならないもの(猫糞や小動物の糞、昆虫、乾燥したミミズ、新鮮な状態の食べ物、木の実、お菓子のかけらなど)を見つけて食べるのは問題ないので好きにしてもらう。
食べると危険だが犬にはそれがわかっていない場合は、人間が先に見つけて回避する。
食べ物ではないもの(小石、プラスチック製品、その他)を熱心に探して食べるという場合は、病気などがない場合にはストレス行動である可能性が高いので、ストレスマネジメントを行う。
とくに速足で散歩をしていたり、ボール投げや追いかけっこなどの激しい遊びをしていると、勢いで何でも食べてしまうということが往々にしてある。
ボールを丸呑みしたなどというのは、興奮状態で起こることが多い。
その場合は人間がPONOPONOリードワークを習得し、ゆっくり歩きながらたっぷり匂い嗅ぎをする散歩に変えることで解決する。
わたしが扱ったケースでは、嚙みつきがあってストレスレベルが非常に高い犬が、道端の小石を片っ端から吸い込んでいくというのがあった。
ただその犬は、わたしがリードを持ってゆっくり歩くと何も食べずに楽しそうに歩き、ストレスマネジメントの前にリードワークだけでも大きな変化があった。
その犬は室内でプラスチックのキャップなどをよく口に入れていたが、同居家族が慌てて反応すると飲み込もうとしていた。
しばらく家で預かって様子を見ることになったのだが、わたしがいつもどおり、食べられないものを口に入れてもそのうちに出すだろうと知らん顔していると、まったく食べなかったのだ。
これは一例だが、人間が取り上げようとしたり、交換しようとしたりなど何らかの反応をすることで、「絶対渡さないよ」とますます執着するようになるという現象はよく見られる。
このように執着を生むリスクがあるというのが、交換をしない第二の理由だ。
おとといの記事にコメントしてくださった方は、おやつばらまきを行っていたそうだが、小さいものは飲み込んでからおやつを食べにくるようになったという。
おやつばらまきは、手から上げないだけで交換の一種である。
そして犬は人間の意図をちゃんと理解している。
「おやつを食べている間に自分が見つけた大事なものを取り上げるつもりだな」と。
うっかりすると、おやつを食べるために変なものを食べて見せるようになることも十分ありうる。
やはり食べ物を使うのはリスキーだ。
それよりは犬の拾い食いに反応しないようにしつつ、犬が興奮しないように環境と接し方を見直し、ストレスレベルを下げて犬の判断力がきちんと働くようにした方がずっと確実で副作用もない。
人間の反応は犬の行動に大きな影響を与えているので、まずは自分の反応、自分の接し方、自分の行動を省みるところから始めよう。
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