ドッグウォーカー博士のスローライフ

命令をやめて犬と仲間になろう!しつけをしない犬育て、問題行動への対処法、文献紹介など

アニマルライツ

犬を迎えていいことがあった、でももしなかったら?

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強風が吹き荒れていたが少し日差しもあって、いつも通り散歩を楽しんだはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。

まだ地面が濡れていたので、短い草のところで枝を齧って休憩。

 

 

 

これを齧った後に、バラの枝を引っ張り出してきた。

トゲがあるので押さえた前足やくちびるが傷つくのではないかと心配して見ていたが、本人は上手にトゲを避けながら齧っていた。

いつもながら感心する。

散歩の後にジョギングに行くと、マルちゃんのガールフレンドの柴犬さんとお母さんが散歩していた。

うちの二軒先の方も一緒にいて呼び止められたので、少し立ち止まって話した。

柴犬の人は比較的最近犬と暮らし始めたそうだ。

それまでは散歩をしたりご近所さんと話したりしなかったが、犬散歩に行くようになって体力がついたし人とも話すようになったという。

「それはよかったですね」と言ってお別れした。

これらは犬と暮らすメリットとしてよくあげられていることで、それ自体はいいことだ。

だがわたしがちょっと心配になるのは、犬を迎えたはいいが散歩に行く時間がないとか、面倒だなどの理由から散歩に行かない人も残念ながらいるということだ。

やってみたら犬が思ったように歩いてくれずに途方にくれたり、それで嫌になって手放したりするケースもある。

また、自分自身や家族の病気やケガなどで犬の世話ができなくなることもある。

このケースは実際にときどき見聞きしたし、わたし自身も入院中はシッター手配に苦労した。

だがシッターを探さずに手放してしまうケースもある。

わたしがいつも思うのは、犬を迎えるにあたって事前に散歩を含めたお世話のことや、自分に何かあったときのことをよく考えておくことがいかに大切かということだ。

展示販売しているショップで見かけて店員に抱っこさせられると、かわいさのあまり衝動的に買ってしまいたくなる気持ちはわからなくもない。

だが、そこで「いやいや、生き物を迎えるのだからちょっと冷静になって、必要なケアができるかどうかよく考えてみよう」と思いとどまることが必要だ。

もちろん人間はいつもそんなに冷静になれるわけではない。

それを前提とすれば、衝動を煽るような展示販売(それには店員からの甘い誘惑がセットになっている)は廃止一択でしかない。

言うまでもなく、アニマルライツの観点からも、動物福祉の観点からも、展示販売は許容されない。

現在進行中のコロナ禍で飼育放棄が増えているというニュースがコンスタントに流れてくるが、そこでは思っていたのと違ったから手放したケースの存在が指摘されている。

これは日本だけでなく世界的な傾向のようで、それも残念だ。

柴犬さんの人のように迎えてみたらいいことがあったというケースはいいが、そうでなかったら犬の被害は甚大だ。

個人としてできることは、実際に犬と暮らし始める前にいろいろシュミレーションしておくことだろう。

そしてもし万が一「こんなはずではなかった」と思ったら、いろんな人に相談してみよう。

きっといい方法が見つかるはずだ。

もちろんPONOPONOでもお困りの方からの相談をお受けしている。

悲しい思いをする犬がこれ以上増えないようにといつも願っている。

 

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