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少し寒さが緩んで風もなく、素敵な散歩日和になった。
はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は、「早くいくよっ!」とフライング気味に庭に飛び出したが、はやる気持ちを静めるために門の外で長々と流木をかみ砕いていた。
はっちゃんは興奮を静めるために自分で枝を噛むのが習慣化しており、散歩のときも少し齧ってから出かけている。
その時間が今日は結構長かった。
「齧って落ち着いてから散歩に行くんだ」。
早く行きたいだろうに、ちゃんと落ち着いてから出かけようとしているところが偉い。
日差しがあったので待ち時間も寒くなくて、むしろ気持ちがよかった。
いつものチェックポイントをひととおりチェックし、最後にミミズフィールドに寄ってミミズを探し(食べなかった)、さあ帰ろうと家に向かい始めた瞬間、ドーンという重低音がした。
わたしもはっちゃんもびっくりしたが、はっちゃんは危険を察知して逃げようとした。
わたしはしっかりリードを固定したが、パニックになったはっちゃんはすごい力で引っ張る。
わたしが格闘していると、パニックを煽るかのように大音響で地震警報が鳴り、さらにケータイも鳴った。
「こんな時になんだよ」と思いつつ、しっかり固定してそのままじっと待った。
地震の揺れは全く感じなかったが、少しは揺れていたのだろう。
数分もしないうちにはっちゃんは落ち着きを取り戻した。
こういうときに立ち直りが早いと本当に助かる。
「怖かったね、びっくりしたね」と言いながら家に向かった。
はっちゃんはいつもと大して変わらない速度で、だがさすがに寄り道はなしで落ち着いて帰宅した。
すぐにネットで調べると、和歌山を震源地として奈良や三重から四国、兵庫、広島、岡山までの広いエリアで震度3から4の地震が観測されたようだった。
うちのあたりもそんな程度だったが、外にいて警報が鳴ったりしたのがよくなかった。
今回は地震だったが、花火をはじめ散歩中にパニックになるようなことに遭遇してしまうことはいつでもありうる。
そんなときに大事なのは、まずはその場でリードをしっかり固定することだ。
うちのように大型犬で力が強い場合は、リードを手のひらにぐるっと一周まわすとすべらない。
何重にもする必要はなく、手をねじるようにしながら引っかけるだけでいい。
それから脚を開いて腰を落とし、しっかり踏ん張る。
それでも引っ張られそうなときは、わたしは自分の腰にリードを少し引っかけて、てこの原理を使って力をかけている。
犬が前進しようとしているときはいいが、逃げようとして後ずさるとハーネスが抜けるので、後ずさりかけたら力を緩めながら犬の後ろに回り込んで後方から再度テンションをかける。
リードを長く持っていると犬が左右に飛びまわって興奮するので、素早くたくしながら短めに持つことが大切だ。
短めに持ってじっとしているとパニックから回復するので、そうしたらゆっくり歩き出そう。
パニックの最中に歩こうとすると突進するので、落ち着いてからがいい。
歩き始めたら速やかに家に向かおう。
落ち着いてもパニックの影響が残っているので、もたもたせずに早めに家に着きたい。
だがここで走ってしまうと犬を興奮させるので、いつもより2割~3割増しぐらいの速度で歩くのがポイントだ。
犬が早足になっている場合は、リードにじんわりテンションをかけてじんわり緩める基本のリードワークで歩いているとスローダウンする。
ゆっくり過ぎると犬をイラつかせるので、そうならない速度に調整しよう。
帰宅後はゆっくり静かに過ごしてリラックスしよう。
はっちゃんも今日は外の物音への反応が普段よりも多かったので、パニックの影響があるのだと思う。
わたしもそうだ。
こういう突発的な事態は起こらないに越したことはないが、避けることは不可能なので、少しでもダメージを軽くしたい。
散歩中であれば、リードワークが最も重要だ。
みなさんも落ち着いて対処できるように、すべきことを再確認していただきたい。
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