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朝から晴れていたので暖かく感じた。
風もなく絶好の散歩日和で、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)はいつも以上にゆっくり歩いた。
あまりゆっくり歩いているとどこか具合が悪いのではないかと心配になるが、幼いころからこんな調子なので大丈夫だろう。
ポイントを全部回れてよかったね。
さて、PONOPONOではロングリードを推奨しているが、いつも書いているように伸ばしっぱなしにするのではなく、犬の動きに合わせて絶えず手元でたくしたり伸ばしたりして調節する。
犬が少し離れた草むらや電柱などの匂いを嗅ぎに行ったときには伸ばし、人や犬などとすれ違う時には短くする。
昨日の記事ですれ違うのことを書いたが、ご質問いただいたので今日は短く持つときのやり方について書いてみたい。
人や犬などが前から来た時に、犬と相手の間に割って入るためには、すれ違うまでの間に犬の横に移動していなければいけない。
ところが、移動しようとすると犬も一緒に前に出るので横に付くことができない。
どうしたらいいかということだが、これはとてもよく聞かれる質問だ。
まず人が来たなと思ったら、リードを手繰りながら犬に近づいていく。
これは立ち止まらずに歩きながら行うのだが、じんわりとテンションをかけては緩めしながら近づく。
テンションをかけっぱなしだと犬が嫌がるので、かならず緩める動作を入れる。
こうやりながら近づいて犬のすぐそばに来たら、そのときにはリードの長さはかなり短くなっている。
落ち着いてすれ違える場合は1メートルぐらいの長さでもいいが、犬が反応している場合はもっとずっと短くする必要がある。
体高が高い犬の場合は30センチぐらいまで短くするか、犬が非常に興奮している場合はハーネスとリードの接続部分をしっかり持つ。
小型犬のように体高が低い犬の場合は、片手を下に伸ばして接続部分から20センチから30センチぐらいのところを握る。
こうすると犬が飛び回ってさらに興奮するのを避けられる。
だがこれは基本的に緊急事態への対応なので、そうならないように大きく距離を取れるよう早めに回避しよう。
ところが、早く回避するために提案しても、犬が聞いてくれないことがある。
これが次の質問だ。
この時もリードを短く持っていることが前提になる。
相手にロックオンしている場合は犬の目線を遮る位置に自分が移動すると動きやすくなる。
それでも動かない場合は、自分の体で犬の体をじんわりと押すようにする(蹴らないこと)。
犬が少し動いた瞬間にじんわりリードにテンションをかけながら行きたい方向に歩き出す。
繰り返すが、この時にリードを長く持っているとうまくいかないので、必ず短く持っていることが重要だ。
歩き出したらすぐに伸ばしていけばいい。
文字だとわかりにくいのでリードワークレッスンを受けていただくのがベストだ。
そのうちにまた大阪でワークショップを開催できたらと考えている。
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