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少し寒かったので、ゆっくり目に散歩に出た。
以前住んでいたところでは去年の今頃もう霜が降りていたので、それを考えるとここは天国だ。
歩いているうちに日がさして暖かくなったので、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は道草しながらブラブラ歩きを楽しんでいた。
ネコ餌ポイントには誰もいなかったが、漁港の入り口あたりにいつもの白黒さんがいた。
いつもわたしに挨拶をしてくれる礼儀正しいネコさんで、はっちゃんがそばに寄りすぎると背中を丸めて警戒するが、そうしながらもわたしにはまばたきしてくれる。
はっちゃんは近づきすぎて刺激しないように気を付けている。
白黒さんが何かを気にしているので視線の先を見ると、民家からサビネコさんが2匹出てきた。
家の人と思われる高齢男性もいっしょだ。
するとその人なんと、白黒さんを見つけて小石のようなものをシュッと投げつけたのだ。
たぶん当たっていなかったと思うが、白黒さんは急いで逃げて行った。
何とひどいことをするのだろうと唖然とした。
白黒さんは遠くで座っていただけで近づこうともしていないし、この子は他のネコたちに対しても穏やかに接している。
だがきっとこの人にとっては「野良猫」であり、さっさとどこかに消えろということなのだろう。
自分のところのネコだけかわいがって、それ以外にはつらく当たるというのがちょっと信じられない。
これも差別だし虐待だ。
外で暮らすネコさんたちは致死的な感染症にかかっているリスクがあるので、まったく無防備に近づけてしまうのはよくない。
しかしだからと言って、石を投げて追わなくてもいいだろう。
そういう人たちの動物観は、モノに近いのではないかといつも思っている。
ひとりひとりが人格を持ち、それぞれ違った行動の仕方や性格、好みなどを持ったユニークな存在としてとらえると、敬意をもって接しようとするのではないだろうか?
それを「野良猫」とか「害獣」とかいうレッテルでひとくくりにしてしまうと、個性も独自性も尊さも見えなくなり、ただの迷惑なモノになってしまう。
「思いやり保全」では動物たちを種としてとらえるのではなく個々の存在の集まりとしてとらえ、それぞれの個体にたいして配慮することを基本にしている。
わたしはこの考えに賛成だ。
犬猫は言うに及ばずそのほかの動物たちについてもよく観察してみると、個性の豊かさに驚くとともにそれぞれが尊い存在であることをひしひしと感じる。
そういえば今朝、ゴキブリの新種3匹が見つかったという記事を読んだが、発見者の人はもともとゴキブリが大の苦手だったそうだ。
それがダンゴムシのように丸くなるヒメマルゴキブリとの出会いで興味が出て、今ではすっかりゴキブリ愛好家になったという。
ひとたび興味を覚えて調べたり観察したりしていくと、どんどん好きになっていくというのはよくある話だ。
外にいる個々のネコの行動を追跡したドキュメンタリーを見ると、「野良猫」を好意的に捉えるようになるというのもそれだ。
わたしたちが暮らしている環境には、人間だけでなく他の生き物もたくさん住んでいる。
はなから拒絶するのではなく、ちょっと興味を持って調べてみるとまた違った世界が開けるだろう。
それほど興味が持てなかったとしても、他の生き物も暮らしているということを理解しておくことは絶対的に必要だ。
人間は特権的な立場を利用してともすると暴君になりがちなので、常に小さき者への配慮を怠らないように心したい。
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