☆PONOPONO犬育てを広めるため、最初ににほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
今朝もいつも通りにネコさんポイントに向かうと、道路にネコさんたちが出ていた。
わたしたちがブラブラ近づいていくと、車が通ったためみんな物陰に避難した。
はっちゃん(秋田MIX♂9歳)が探索を始めると、少し警戒しつつも興味津々で見張っている。
はっちゃんと同じ柄の子猫さんが、ぐいぐい近づいてきた。
そしてついに、はっちゃんの目の前50センチぐらいのところにぴょんと飛んできた。
はっちゃんはとくに反応せずに、「こんにちは」という感じだったのでほっとしたが、そのあとがいけなかった。
子猫さんが下がり、はっちゃんがそのそばに落ちていたカリカリを拾おうとすっと首を伸ばした瞬間、子猫さんが驚いて「カッ」という最上級の威嚇をした。
それを聞いた仲間ネコさんたちが一斉に警戒し、みんなで唸り始めたのだ。
「大事な妹になにしたニャ」と言うのだ。
「ごめんごめん」と謝りながら後ずさるが、みんなでイカ耳でシャーの口をしながら間合いを詰めてくる。
とくに警戒心が強い若い茶トラさんは、ぐいぐい迫ってきてネコパンチをお見舞いしてくれそうな勢いだった。
この堤防ネコさんたちの血族関係はよくわからないが、母子ではないネコ同士でも仲良く一緒に過ごしている。
オスネコが子猫を連れて歩いていたことがあった。
わたしたちは堤防ネコさんたちの結束の固さを見せつけられながら、じわじわと退散したのだった。
「今日はちょっと危なかったね~」。
そのあと漁村の路地をたくさん歩いて戻ってくると、狭い道の前方に別の若い茶トラさんが座っていた。
警戒して背中を丸め、こちらをガン見している。
はっちゃんは立ち止まって待っていたが、ネコさんはロックオン状態で動こうとしない。
はっちゃんは落ち着いているが、相手が緊張していてフリーズしている状態だ。
とくにネコさんがこうなりやすい。
相手がロックオンを解除してくれればこちらも動けるという状況だ。
こんなときにも、「間に割って入る」カーミングシグナル(なだめシグナル)が有効だ。
わたしは茶トラさんのとはっちゃんの視線を遮るな書に移動し、はっちゃんのそばに立った。
そしてネコさんに体の側面を見せるようにした。
背中を見せるよりは、横向きぐらいで相手の様子も観察したほうが安全だ。
はっちゃんはすぐにわたしを見てきたので、「ネコさんがいるね~」などと言いながらナデナデしてあげた。
するとネコさんはロックオンを解除して、逃げて行ってくれた。
ロックオンの解除には視線を遮るために間に割って入るのが一番だ。
これは自分の犬に対してだけでなく、相手の動物に対しても強力なメッセージになる。
自分の犬のロックオン解除に使う人はいるかもしれないが、相手に対するシグナルになることは見落とされがちではないだろうか。
ネコさんにはシグナルが通じやすいので、うまくいくことが多い。
だが相手が犬でかつ興奮している場合は成功率が下がるだろう。
また自分の犬が興奮している場合も、相手を見ようと飛びはねたりするので、あまりうまくいかないかもしれない。
それでも、ダメもとでやってみていただきたい。
同じ状況で毎回やっていると、自分の犬が学習してロックオン解除しやすくなっていくからだ。
相手犬の人も同じようにやってくれると成功率が上がりそうなので、割って入るカーミングシグナルが常識レベルになってくれるといいのにと思う。
残念ながらそうなる可能性は高くなさそうなので、わたしたちは自分でコツコツ実践しよう。
はっちゃんネコパンチ食らわなくてよかったねと思った方は、にほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
+++++++++++++++++++++++++++
●犬への負担が少ないハーネスとロングリードの注文はこちら
http://blog.livedoor.jp/nanakailua/archives/51958607.html
●ホームページはこちら
●インスタグラム「今日のはっちゃん」はこちら