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漁村の路地をたっぷり散策したはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。
ブラブラしていると顔見知りの方から「おとなしいねぇ」と声を掛けられる。
今日はサビネコさんと50センチぐらいの距離ですれ違っていたので、ネコさんたちにもはっちゃんがおとなしいことががわかってもらえて来たような気がする。
「草が減ってきたね」。
ツイッターを見ていたら、給食をなかなか食べられない子がやっと少しずつ食べられるようになってきたのに、先生に急かされて吐いてしまったというツイートが流れてきた。
そのスレッドには、無理強いされてトラウマになった話が満載だった。
決まった量を、嫌いな物も残さずに、決まった時間に食べることを強要するというのは、昔は普通とされていたかもしれないが、現代では子どもの人権侵害案件だ。
そんなものに慣らそうとする必要はない。
だがもし仮に健康上の配慮から食事の量を少し増やしてもらいたいという場合には、好きなものをほんの少しずつ段階的に増やしていくというような、スモールステップで行う必要がある。
ツイ主さんもそうしていたのだろう。
だが、そこでステップを飛ばして一気にたくさん食べさせようとすると、体も心も拒否反応を起こす。
それだけでなく、よくない関連付けが起こり、これまでの成果が一気に後退することもある。
さらには、悪くするとトラウマになって、今後一切受け付けなくなることだってありうるのだ。
これは人の例だが犬も全く同じだ。
点眼薬や点耳薬、爪切りや歯のケアなどに慣れてもらいたいときに、ステップを飛ばして一気にやってしまうと拒否反応を起こしたりトラウマになったりする。
ステップを踏んで少しずつ受け入れてもらうことが必要だ。
うちでは今、歯に少し歯垢が沈着してきたはっちゃんに、口腔ケアを試してみている。
嫌がったら中止しようと思っていたのだが、歯ブラシで軽く磨くところまでできるようになった。
比較的歯がきれいな方なので歯磨きガムの頻度を上げるぐらいでいいかもしれないと思ったが、ちょっとやってみようと思い立ったら協力してくれたのだ。
はっちゃん、偉い。
ハブラシを見たことがなかったので、見せて匂いを嗅いでもらうところからスタートだ。
歯磨きペーストを付けて匂いを嗅いでもらう→それを舐めてもらう→何度か舐めてもらう→ 指につけて舐めてもらう→指をそっと歯ぐきに当てる→歯ブラシを舐めている間に指で歯にペーストを塗る→歯ブラシを口に入れる→歯ブラシを歯に当てる→歯ブラシを1回動かす→歯ブラシを2回動かす→以下回数を増やしていく
こんな感じで、1か月ぐらいかけてほんの少しずつ進んだ。
いつでもやめるつもりで、先を急がずに、1つのステップを何日かかけて、ゆっくりやっていたら、とくに嫌がることもなく受け入れてくれたのだ。
一番警戒していたのは歯ブラシを見せたときで、歯ブラシにペーストを付けて舐めてもらうステップに4~5日費やした。
点眼薬でも、点耳薬でも、その他の治療でも、爪切りでも、犬の様子をよく観察しながらゆっくり進めることが最も大切だ。
先を急がず、犬に警戒した様子が見えたらステップを戻して、嫌がらない工夫ができないか考えよう。
ステップを飛ばすと一気に苦手になるし、犬の気持ちを傷つけるので少しずつ進めよう。
できなかったら無理にやらずに、違う薬を出してもらったり、動物病院などでやってもらったりすればいい。
同居人が無理強いするというのが一番応えるので、慎重に行動しよう。
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