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朝からずっと雨が降っていて当然散歩はなし。
涼しかったのではっちゃん（秋田MIX♂９歳）はベッドでゴロゴロしていた。
「つまんないね」と隣に行って慰めると、喜んでたくさん甘えてきた。
お腹を出して「撫でて～」が止まらない。
たっぷりべたべたして満足そうにしていた。
今日は残念なニュースがあったので、急遽それについて書くことにした。
ご存知の方もいるかもしれないが、はっちゃんと同じ柄の幼い秋田犬、アキちゃんが暴行されるという事件があった。
詳細はこちら→https://www.fnn.jp/articles/-/238380
動画ニュースはこちら（閲覧注意）→https://youtu.be/Hg9tijWB3_M
防犯カメラを設置していたため、犯行の一部始終が記録されていた。
それによると、無断で敷地に入ってきた男が、ドアの前につながれているアキちゃんを棒で殴り始めた。
３日後には石を投げつけ、その翌日にはゴルフクラブで威嚇した。
取材に対しその男は、「俺が近寄るとワンワン吠えるから迷惑なんだよ」と言ったという。
アキちゃんと暮らす女性は穏やかに答えていたが、わたしだったら怒りに震えながら悪態をついていただろうと思う。
動画を見ると、不審者が侵入してきたときのアキちゃんの反応はかなりおとなしい部類と言える。
マルちゃんだったら少し近づいただけで唸り声を交えて激しく威嚇吠えするだろう。
敷地に入ろうものなら攻撃すると思う。
人懐っこくておとなしいアキちゃんにこんなひどい仕打ちをしておいて、近寄ったら吠えるから迷惑などと自分が被害者のようにふるまうところも全く許しがたい。
今のところアキちゃんには目立った影響は見られないというが、精神的には少なからずダメージを受けているし、まだ幼い時期にこういう恐怖体験をすると後々になってから深刻な影響が出る可能性もある。
庭に近づいてくる人に対して攻撃的に振舞うようになるというのは、もっとも起こりそうな後遺症だ。
うちもマルちゃんが日中ずっと庭で過ごすのが好きだったので、沖縄に住んでいた時にまさにこういう人に嫌がらせをされたことがあった。
ターゲットは犬ではなくわたしだったのが不幸中の幸いだったが、犬たちに危害が加えられたくなかったのと大気汚染のひどさもあって引っ越した。
「自分に吠えるとは何事か」と言って弱い者いじめするそのマインドが許せない。
動物愛護法違反で刑事罰を受けてほしいし、他の国だったら即逮捕だろう。
こういう人を許さないという社会的ムードを作っていくことが重要だと思ったのでブログで取り上げた。
非があるのは常に加害者の側であるということをしっかり認識した上で、庭がある家で犬と暮らす人にできる自衛策について書いておく。
- 留守中に犬を外に出しておかない。
- 通りに面した箇所は目隠しをするように塀で囲う。
- 犬を外につながない（逃げられない状態で被害にあう）。
- 庭に出ていることが多い場合は監視カメラを付ける。
マルちゃんも外が好きだったが、留守にするときは家の中に入ってもらっていた。
引っ越し当初は不安が強くなるので庭にいてもらったが、インドア派のはっちゃんは部屋にいてもらい今も必ずそうしている。
通りに面したところに塀を建てると、犬の警戒が少し和らいで吠えにくくなるので、人とのトラブル防止にも役立つ。
庭はもちろんのこと、出先の店先などで犬をつなぐのは危険なので止めよう。
犬を盗まれるケースもずっと以前から起こっているし、虐待被害にあうこともある。
庭に犬がよく出ている場合は、アキちゃん家族のように監視カメラを付けておく。
ダミーでもいいと思うが、この加害者は監視カメラがあっても暴行しているので、抑止効果はケースバイケースかもしれない。
うちの場合、沖縄の家は敷地が広すぎて死角だらけだったので、あまり意味はないと思って付けずに引っ越すことを選択した。
残念なことに動物虐待事件はときどき起こっている。
動物を傷つけたり苦しめたりする行為は犯罪であって社会的に許されないということが、広く深く浸透してほしいと思っている。
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