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昨夜ははっちゃん(秋田MIX♂9歳)、一晩中わたしのベッドで一緒に寝た。
ときどき雷が鳴ったり強い雨が降ったりしていたのそのせいかとも思ったが、夏場にずっと一緒に寝ることはないので不審に思った。
するとやっぱりちょっと体調を崩していたようだ。
いつも通りごはんを食べたが、昼頃から未消化の朝食を少しずつ吐いていた。
食欲も元気もあるのだが、消化能力が大幅に落ちているようだ。
ルルさん(ヨーキー♀2017年没)が悪天候の時によくこんな風になっていた。
今のところ大丈夫だが要観察だ。
早く気持ち悪いのが治るといいね。
さて、SNSやブログなどを眺めていると、犬がテーブルに乗ったり前足をかけたりしているシーンを見ることがある。
これを「問題行動」ととらえてやめさせようとする人もいれば、あきらめてそのままの人もいるようだ。
なぜ犬はテーブルに乗ったり前足をかけたりするのだろう。
前足をかけるのは、テーブルの上の物(おそらく食べもの)が気になるというのが最も大きな理由ではないだろうか。
テーブルに乗るのは、興奮しやすい犬が勢いで乗ってそれが定着するというパターンが多いように思う。
危険がなければ別に構わないのだが、繰り返し前足をかけて二本足立ちしていると、長期的には脊椎や腰椎に負担がかかって傷めてしまう。
テーブルなどの高いところに乗るのは降りるときが問題で、興奮に任せて飛び降りて骨折したり脱臼したりといった事故につながる。
犬の利益に反することは避けるというのが犬との共生で必要な配慮である。
「行儀が悪い」というようなマナーの問題ではなく、犬自身の安全確保のために対処することが必要なのだ。
どちらもストレス・興奮レベルが高い犬がやりがちな行動なので、ストレスマネジメント抜きには解決しないということを覚えておきたい。
その犬にとってストレスの原因になっていることを見極めて、犬が安心して快適に暮らせる環境を整えるということだ。
対症療法はあくまでも補足的な位置づけと理解しよう。
その上で、テーブルへの足かけは、食事の時以外にはテーブルの上に食べ物を置かないこと、食事がすんだらすぐに片づけること、犬の食事と人間の食事を完全に分けて、人間の食事時には犬と目を合わさずに知らん顔していることを徹底しよう。
足をかけてきたときは、脚の付け根あたりをそっと持ってゆっくりと地面に下ろしてあげるといい。
犬が興奮していたら、下ろしては伸びあがりまた下ろしては伸びあがりの無限ループになるので、これがストレスマネジメントが大事なゆえんだ。
テーブルに上るのはそのままだと危険なので、まずはすぐに階段やスロープ、台などを設置してそこから上り下りできるようにしておこう。
ストレスマネジメントが進んで落ち着いてきたらやらなくなったという話を聞くこともある。
ただし、テーブルの上に乗ることで外の景色が見られるなど、何か魅力的なことがある場合には続けるだろう。
ゆっくり上り下りできて安全性に問題がなければ、別に構わないと思う。
ちなみに、うちの犬たちは一時保護犬も含めてだれもやらなかった。
キッチンシンクに足をかける犬もいなかった。
家の中では静かに過ごすルールをネコさんチームが新入りに課していて、騒々しくするとネコパンチの連打を食らわせていたので、あとから来た犬たちは1週間ほどすると静かに過ごすようになっていた。
室内に漂う静かで落ち着いたムードは、興奮による「問題行動」を予防する上でも、また犬が落ち着いて暮らす上でも非常に大切だと思っている。
人間にとって困った行動をどうしたらやめさせられるかという観点ではなく、どうしたら犬が安心して安全に暮らせるかという観点からアプローチしたい。
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