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朝とても寒かったのでなかなかベッドから出られなかった。
だがなんとか起きてストーブをセットしたので明日からは楽になる。
実家じまいのときに持ってきたものを押し入れにしまい込んだままなので、それらをメルカリで売るために少し整理した。
母が新しい老人ホームに行くときにいるということで買ったオーブンレンジが場所を取っていたので、わたしの小さなオーブンレンジを売ることにした。
きれいにクリーニングしていると、イナちゃん(白黒猫♂8か月)がせっせとお手伝いしてくれる。
コードにじゃれついたり、レンジの中に入ったり、そばに置いてあったブロッコリースプラウトを蹴散らしたり、なかなか働き者だ。
時間が1.5倍ぐらいかかったので、猫の手は借りないほうがいい。
たくさん働いてお疲れのイナちゃん。
そうこうしていると、葬儀屋から香典返しの営業電話がかかってくる。
もう3回目だ。
葬式ビジネスの商魂たくましさには恐れ入る。
ところで、PONOPONOでは犬の自由を最大限保証することを重視しているので、行動を著しく制限するサークルやクレートなどは使わない。
今まで使っていた方には、完全室内フリーをお勧めしている。
もちろん寝るときもだ。
ところが実際にやってみると、犬が走り回ってしまうとか、夜もなかなか寝ようとしないというご相談をいただくことがある。
これはある意味当然で、自由になったうれしさから走り回り、興奮で神経が高ぶっていてなかなか落ち着かないのだ。
目の当たりにすると、いったいいつまでこれが続くのかと思うかもしれないが、あくまでも一過性のものであることを強調したい。
そういえばイナちゃんも、シェルターでのケージ暮らしからうちに戻ってくると、ひとしきり走り回っていた。
ときどき出してもらって遊んでいても完全フリーではないので(猫白血病のキャリアなのでほかの猫さんたちにうつさないため)、ストレスを発散しているのだろう。
イナちゃんは限られた期間だったが、ケージ使用期間と時間が長ければ長いほど、走り回り時間も長くなる傾向がある。
それでも数日で落ち着くので心配はいらない。
夜寝るときだけケージに入れていたという方にフリーをお願いしたら、わんこさんが布団の上におしっこをしたと言う。
ふわふわしたものの上で排尿するというのはよくある行動だし、マーキングかもしれない。
だがおそらく数日でやらなくなるだろうと思い、布団の上に厚めのカバー(できれば防水)をかけるようお願いすると、予想通り数日で収まった。
室内うろうろもあったのだが、これもなくなった。
今までわたしが見てきた中で、何日も落ち着かなかったというケースはないといっていい。
自由な行動を制限すると、それだけストレスがかかって生活の質が低下する。
もちろん動物の福祉に反することだ。
なので病気やけがなどを除き、ケージやサークル、クレートなど閉じ込めることなく、自由に行動できるようにしてあげよう。
最低限、自分がされたくないことは、同居動物にやらないようにしたいものだ。
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