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このところ、入院中の母と残された父のことで、実家滞在中の妹と頻繁にラインや電話でやりとりしている。
スピーカーモードにして3人で話すと、父も少し楽しかったり安心したりするようだ。
父は認知症で、不安になると同じことを何度も言ったり理解が難しくなったりする。
逆に安心しているとそういう行動が少なくなる。
犬もそうで、人も他の生き物たちと連続していることがよくわかる。
不安やストレスは「問題行動」を悪化させる。
わたしの方は、両親の心配に加えて犬に噛まれて飲んでいる薬のせいで、胃腸の具合がひどく悪化している。
だが、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)と散歩に行くことでずいぶん気が晴れる。
「草が少ないよ」
「今日はあんまり食べられなかった」。
さて、お散歩に関するお悩み相談をいただいたので紹介したい。
1か月前に保護犬を迎えたのだが、怖がって家の前で排泄するだけで精いっぱいで、歩こうとするとくるくる回ったり逃げ出したりしてしまう。
早く安全にリラックスして散歩できるようになってほしいがどうしたらいいか、というものだ。
最近は保護犬を迎える方が増えてきたので、こうしたお悩みを聞くことも増えてきた。
散歩を怖がると言えば、うちではルルさん(ヨーキー♀2017年没)とマルちゃん(大型犬MIX♂2021年没)が典型的だった。
何を怖がるのかというと、ルルさんの場合はずっと刺激のないところに閉じ込められていたので、屋外のものすべてという所だろう。
外に出ると固まってまったく動けなくなっていた。
マルちゃんは山の中の保護シェルターで2年ほど過ごしていたので山と犬には慣れていたが、大型車両はもちろんのこと乗用車や自転車、バイク、音がするものすべて、そして人間に慣れていなかった。
保護当初は、山を目指して一目散に、低い姿勢で這いつくばるように高速で走っていた。
だがふたりとも外への恐怖心を少しずつ克服していき、リラックス散歩を楽しめるようになっていった。
数多くのお客さん犬も含めてわたしが見たところでは、怖がって固まるタイプと、大急ぎで逃げようとするタイプ、その混合タイプがあるようだ。
いずれにしても、固まったり逃げたりなどしているということは、犬が冷静でいられなくなっているということであり、強いストレスがかかっているということだ。
早く慣れてくれたら本人も楽だろうと思うのはよくわかるし、もちろんわたしもそう思う。
だが、ストレス状態に置き続けるのはかえって逆効果になる。
犬も自分の中で何とかしようと闘っているので、犬がさらされる刺激を犬自身が対処できる範囲内にとどめておくようにサポートしてあげるといい。
言い換えれば、対処できないほどの刺激にさらさないということだ。
家の前で排泄できるのなら、そのぐらいの刺激には対処できるということかもしれない(詳細情報がないと断定はできない)。
公園に行くとパニックになるというのなら、それは対処できないほどの刺激ということだ。
対処できる範囲にとどめておくと、次第に犬自身でその範囲を広げていくことができるようになる。
人間主導で働きかけをするよりも、犬が自分のペースで世界を探索していけるように見守ることが大切だ。
そのさいに、恐怖体験をするとまた外が怖くなってしまうので、そうならないように危険回避に力を尽くそう。
これが非常に大切だ。
後ろから来たバイクに気づかずに怖い思いをしたり、ゴミ収集車と鉢合わせしてパニックになったり、というようなことがルルさんもマルちゃんも何度もあった。
申し訳ないことをしたと思っている。
もちろんすべてを避けることはできないが、可能な限り気を配ることが必要だ。
びくびくしている状態のときには、なるべく静かで安全な場所=刺激が少ない場所で経験を積もう。
それが犬の自信につながる。
常に犬の気持ちと犬のペースを尊重することが、結果的にうまくいくことになるということを強調したい。
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