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昨日は悪天候のため散歩に行かなかったので、今朝は大張り切りでスタンバるはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。
一段と冷え込んだので厚着をし、ブーツは雪の日に取っておこうと思ってスニーカーで出かけた。
すると、門を出たところで白い粒が落ちてきた。
しかし時すでに遅し。
ここで部屋に戻るとはっちゃんが納得しない。
すぐに止むだろうしと思ってそのまま出たら、あられがどんどん降ってきた。
時おり雨が混ざったり勢いが弱まったりはするものの、結局散歩の間中降っていた。
雨じゃないのではっちゃんは平気らしく、昨日行けなかった分を挽回するかのように、すべてのチェックポイントを回った。
「素敵なサラダバー見つけた!」
久しぶりに手と足先がかじかんだ。
でもはっちゃんは満足そうだったのでそれが一番だ。
ところで昨日、Amazon prime 無料お試しで、以前から見たかった『密着! ネコの一週間』(2013年)をようやく視聴することができた。
これはイギリスBBC制作のドキュメンタリーで、サリー州の静かな村に住む50頭の飼い猫にGPSと小型カメラを装着し、外で何をしているかを研究者が調査する様子を収録したものだ。
ネコさんたちはみんな家の中と外自由に出入りしている。
追跡してみると、農場育ちのタフなネコさんを除き、ほとんどのネコさんは自宅周辺で過ごしていた。
それほど広くない村にけっこうな頭数がいるので喧嘩が起こりそうだが、ひどい喧嘩はほとんどないという。
その理由を探ると、ネコさんたちはそれぞれ他のネコさんとかち合わないように時間をずらして交代で外出していたことがわかった。
いったいどうやって他の家に住んでいるネコさんたちの外出時間を把握しているのだろうか。
調査結果を分析したところ、他の個体のマーキング(口のわきや足裏を木などにこすりつける)あとをチェックして、そこからどの個体がどの時間に活動しているかを把握していたのだった。
新発見が満載だったが、わたしにはこれが一番興味深かった。
社会性が低いとされるネコも、こうやって紛争回避しているのである。
マーキングを紛争回避に使うというのは、犬でも(あるいはほかの動物でも)行われている。
犬は自分のテリトリーに尿マーキングを行うが、それにとって自分の情報を残している。
犬のマーキング行動の研究はまだそれほど多くないようだが、2009年に発表されたこの研究が注目されている。
ここでは不妊済のメス、去勢済のオス、未手術のメス、未手術のオスのマーキング行動の違いについて調査が行われた。
どのグループも他犬の尿には注意を払うが、その尿が未手術か手術済かによって注意の度合いや反応の仕方が明らかに違っていたという。
未手術メスも未手術のオスはどのグループからも最も注目され、見知らぬ尿は知っている尿よりもよく注目された。
その尿の持ち主が仲間かどうか、脅威になるかどうかを評価するために調べており、未手術犬では性的動機も関係していると研究者は結論付けている。
犬たちは無用な争いを避けるために情報を収集し、それを活用しているのである。
もし家庭で暮らす犬たちがイギリスのネコのように自由に散歩に行けたら、どんな行動をするだろうと想像するとおもしろい。
マルちゃん(大型犬MIX享年13歳)はお友達を呼びに行って(オンリードでも行っていた)、一緒に散歩するだろう。
はっちゃんは時間をずらして行きそうだ。
犬猫のような身近な動物でもよくわかっていなことがたくさんある。
研究も大事だが、一緒に住む同居人の観察も重要だ。
ちなみにはっちゃんは、初めて行く場所の尿マーキングの匂いはじっくり検分している。
みなさんのところはどうだろうか。
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